【訪問国19-2:スイス】ユングフラウヨッホに両親を招く(後半)
両親を招いて回ってきた4日間のスイス観光。ここでは、快晴に恵まれてユングフラウヨッホに登ることができた最終日を含む、工程後半の2日間について紹介しています。
(工程前半のルツェルン/ ミューレン観光はこちらからどうぞ)
目次
- 3日目:インターラーケン (Interlaken) / ハーダークルム (Harder Kulm)
- 最終日:ユングフラウヨッホ (Jungfraujoch) / グリンデルヴァルト (Grindelwald)
- 最終日:クライネシャイデック (Kleine Scheidegg) / わんたん遭難
- おまけ:南ドイツ観光 / ノイシュバンシュタイン城/ ローテンブルク/ ミュンヘン他
3日目:インターラーケン (Interlaken) / ハーダークルム (Harder Kulm)
天気予報では明日が快晴ということで、目玉のユングフラウヨッホ観光は最終日早朝に変更し、今日はトゥーン湖とブリエンツ湖 の間に広がる観光拠点インターラーケン周辺を散策することにします。
インターラーケン・オスト駅の駐車場に車を停め、駅の窓口で翌朝のグリンデルヴァルト 〜 ユングフラウヨッホ往復チケットを購入。早朝2便は半額ですが、それでも往復で一人1万円以上します😵 車移動が中心だったため、どの割引パスも微妙に機能せず・・・しょうがないですね。
まず訪れたのがハーダークルム。インターラーケン・オスト駅から徒歩で登山列車乗り場まで10分程度です。
乗り場付近のアーレ川
登山電車で登ると展望デッキのあるオープンカフェがあります。写真奥にある展望デッキは崖から飛び出している上、足元が透明になっている箇所もあり、子供達も楽しめます。
展望台からの眺めは やはり雲に包まれたトゥーン湖😆
でも展望台全体が雲に包まれたりもして、それはそれで神秘的でしたよ✨
下りの登山電車からブリエンツ湖を眺む
続いてSt. Beatus Cave。ここは駐車場は狭く台数も限られているためタイミングが合わないと厳しかったかもですが、幸運にも一台分空いていました。滝やトゥーン湖を眺めながら地図右上の公園までノンビリ散策できるとても気持ちのよい場所です。
その後、夕食の買い出し&ガソリン補給のためグリンデルヴァルトのスーパーに。明日は早いので早めに休みました。
最終日:ユングフラウヨッホ (Jungfraujoch) / グリンデルヴァルト (Grindelwald)
早朝便でグリンデルヴァルトから、クライネシャイデックを経由し、ユングフラウヨッホに向かいます。
グリンデルヴァルトで始発列車を待つ人々。朝から快晴で期待が高まります。
クライネシャイデックで乗り換えて終点ユングフラウヨッホで下車。海抜3454m❗️
地中エレベーターを上がってスフィンクス展望台へ。快晴で景色も最高だけど凍える寒さ❄️
日本や韓国からのツアーの方々もいて総じてアジア人が多かったです。ドイツ人の同僚から「観光観光しすぎているからあそこは行かない」とツメたく言い放たれていましたが、それでも観光地になるにはそれだけの理由があります。
彼に教えてあげよう「壮大の一言だったよ」と🏔
アイスパレス
(c)jungfrau.ch
早朝割引便の場合は、帰りは13時過ぎの便に乗る必要があります(これを逃すと通常料金との差額精算が必要)。でも昼頃には全て回って満足していたため12時半くらいの電車で降りることとしました。
最終日:クライネシャイデック (Kleine Scheidegg) / わんたん遭難
ユングフラウヨッホとグリンデルヴァルトの中間点 クライネシャイデック。実はここが今回の観光で一番美しかったと言っても過言ではないくらい、これぞスイスという景色でした(トップの写真もここ)
帰りのグリンデルヴァルトでのショッピング中、ハプニングが。次女が、前日のハーダークルムでうちの両親に買ってもらったセントバーナードのぬいぐるみ(名前:わんたん)を無くしてしまいました。
なんでも、わんたんをじいじのカバンに乗せて驚かせようと思った、とのことですが、じいじはそんなこともつゆ知らず店内や外をうろうろ。戻ってきたらわんたんはカバンに乗っていなかったわけです😨
次女がユングフラウヨッホ観光中もずっと抱きかかえていたくらい気に入っていただけに何としても見つけたかったのですが、1時間かけても見つからず最後は時間切れで諦めざるを得ませんでした。次女も凹むけど、じいじも凹む😔
ペットロスならぬ、ぬいぐるみロス。次女にとっては失意の帰国となりました・・・😢
この辺り何回歩いてわんたんを探し回ったことか・・・
最後に一年ぶりにヴァレン湖に寄って小休憩。少しは次女の気も晴れたかな
おまけ:南ドイツ観光 / ノイシュバンシュタイン城/ ローテンブルク/ ミュンヘン他
今回、両親は僕の住むミュンヘンにトータル2週間弱の滞在。スイス観光以外にも、南ドイツ定番のノイシュバンシュタイン城やヴィース教会、ローテンブルクなどのロマンチック街道を巡り、ミュンヘンではニンフェンブルク宮殿、イザール川でのサーフィン観戦、イングリッシュガーデンでのビアガーデンなど歩き回りました。
最後は、次女が通うインターナショナルスクールの運動会も応援。次女が異国の友達に囲まれて頑張っている姿を見てもらうこともできました。
母は70代前半、父は70代後半。最初はちょっと連れ回し過ぎかなとも思いましたが、二人とも日頃から運動しているだけあって本人曰く全然大丈夫とのこと。やっぱり健康と体力は大事ですね。
しかしコロナ蔓延の前に連れてこれてよかった・・・心からそう思います。
いつまでも元気でいてくれますように。
新庄剛志 プロ野球復帰 実現ならず / 次のチャレンジへ
新庄剛志さんの一つのチャレンジが終わりました。1年前の復帰宣言にとてもワクワクしてずっと彼のInstagramをフォロー。しかしトライアウトから今日までにオファーがなかったことでご本人がプロ野球復帰を断念したことを発表されました。
彼なら間違いなくプロ野球会に良い風を起こせると期待していましたが、残念ながら獲得するチームは現れませんでした。
僕は幼少の頃から阪神ファンで、彼の鮮烈なデビューに心を奪われたのを覚えています。
初打席初ヒット初打点 / 初スタメン初打席初球初ホームラン
当初は「すごい頼りになる!彼こそ阪神を背負って立つ新人!」とファンになったのですが、彼は努力の人と理解してからは一個人として尊敬し、彼が阪神を去った後も日米通じて応援するようになっていました。
彼は人に努力を見せるのを嫌うため、天性の才能だけで野球もエンターテイメントもこなしてきたように勘違いされがちですが、彼がいかに裏で努力を積み重ねてきているかはもうそろそろ有名になっているのではと思います。
"ただぼくの場合、多くの人と違うのは、みんなの目に見えないところで入念に準備をして実行に移したところ。やるからには絶対に成功させる。そんな強い決意があるから、いつもパーフェクトな準備をする。すべての可能性を考えて、そのひとつひとつを完璧に抑えるんだ。"
"結果はとても大事。でも同時に、ぼくが心がけていたことがある。結果にしばられちゃいけない、ということだ。結果にしばられると、心も身体も縮こまってしまう。そんなふうに生きていたら、人生がもったいない。のびのびと生きて、過程も存分に楽しまなくちゃ。その姿勢は、結果を出す近道にもなると思う。"
14年のブランクや年齢的なこともあり、彼がどこまで真剣勝負の中で結果を出せたかは正直未知数ですし、簡単でないのは想像はできます。それでも多くの人が彼のプレーを見たい、彼が復帰するのであれば球場に足を運びたい、と思っていることは事実。もしプロ野球という組織が顧客第一主義だったのであれば、なんとか更なるチャレンジの場を用意して欲しかったなーというのが本音のところです。
残念ながら今回僕も「やっぱ、プロ野球ってそういう組織なんだよね。数年見ていないけど、しばらくは見ないでもいいかな」と思ってしまったのでした。
14年前の新庄さん引退時のエントリーが以下。
今回の挑戦でも大きな勇気をもらいましたし、きっと今後も刺激を与え続けてくれる彼を応援し続けます。そして僕も彼に負けないよう挑戦し続けねばと思うのです。
"彼には、彼自身の理想像というものが強く存在する。それは人を魅了する自分だったり、人を楽しませる自分だったりするのだろう。彼は天から授かった能力では足りない部分を努力で補い、その理想像へと近づく。その努力が彼を光り輝かせ続けているように見えてならない。
足りなければ補えばよい。
異なれば変わればよい。
そんな新たな彼からのメッセージを受け、更に好きになった。引退後、彼が何を行うのかは分からないが、私(我が家)は彼を応援し続ける。"
はやぶさ2 カプセル再突入・着陸実況ライブ / 大学院の先輩が解説
JAXA はやぶさ2 カプセル再突入・着陸実況ライブで、大学院の研究室の先輩がシステム担当として解説していました。Facebookでゆるく繋がっている関係でその事実も彼のタイムラインで知ったのですが、驚いたのと同時にとても感動して、1時間半フルで見入ってしまいました。
以下、先輩の紹介箇所から
日本に感動を与えた本プロジェクト。その中心人物として関わっていた先輩をとても誇りに思います。
ライブで彼は、はやぶさからカプセルが分離し大気圏に突入・落下するプロセスとそのタイミング、落下見込みエリアとその計算手法、ビーコンやバックアップ手段を用いたカプセル回収のための位置特定手法など、丁寧にわかりやすく説明されていました。しばしば時計を見て着陸までの時間を確認し、上手くライブが運行されるように気も配りながら。
また後半 (動画 1:03:33~) で「11年後に惑星1998KY26に到着する」という拡張ミッションの説明も担当。当該ミッションの意義が素晴らしすぎて感動しました。
- 太陽系長期航行技術の進展
- 高度自転小型小惑星探査の実現
- Planetary Defenceに資する科学と技術の獲得
あー、技術者として生きるということはこういうことなのだな、大学で学んだ物理や数学を駆使して夢ある未来の創造を目指しているなー、と僕が選ばなかった技術者の生き方を垣間見ることができました。
とても良い刺激を与えてくれた先輩には感謝しかありません。自身が選んだ道で必ず夢のある未来創造に貢献します。12年前の以下エントリーも思い出しながら。
"ドラえもん創造への道は険しい。でも、やっぱり心のどこかでまだ、いつの日かドラえもんに会えることを期待している。研究は他人任せになってしまったけれども、今の仕事をやってる限り、必ずどこかで貢献できるとも実は思っている。 "
追記:その後、米NASA科学局長が先輩の画像付きツイートをしたようで、世界デビューを果たしてしまったらしい。カッコ良過ぎるよ・・・。
Guess what I am doing...
— Thomas Zurbuchen (@Dr_ThomasZ) 2020年12月5日
I am following along online at https://t.co/1cMSZciM85 as @JAXA_en is bringing back that precious cargo! @NASASolarSystem @haya2e_jaxa #Hayabusa2 💫 🌌 pic.twitter.com/XM4r8qaJUz