空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

海外生活2カ国6年目。いろんな国を訪問し、いろんな経験をして、いろんな人と出会いたい。そんな想いを募らせるうち、いつの間にかここに至りました。本ブログでは、米MBA留学及びその後の海外経験を中心に記載しています。

【ニュージーランド語学留学②】友達とは英語で話そう

f:id:goakashi:20200829223325j:plain

朝8時半、ワカティプ湖から少し離れたMan St.を朝日の昇る東に向かって下り学校に向かう。日差しが日本の7倍強いと聞いてはいたが、ここまで日差しの強さを感じるとは思わなかった。ものすごく眩しい。日焼け止めとサングラスは必需品で毎日欠かさず身につけることとなった。

学校に着くとそこには生徒らしき人がたくさんいた。いろいろな国の人がいるようだったが日本人だけは見てすぐ分かった。中国・韓国などアジアの人も多いのになぜ見分けられたのだろう。顔立ちなのか、服装なのか、集まっているからなのか、私を見る目なのか、多分そのあたりが理由なんだと思う。他国の人もこのように自国人をすぐに見分けられるのだろうか、とても不思議に思った。

先生らしき人に「今日初めて来た者です」と告げると、ロビーで30分ほどのクラス別けテストを受けさせられた。文法穴埋め問題は簡単でほとんど正解だったと思うが、リスニング穴埋め問題はよく聞き取れないところも多かった。回答後すぐに先生が採点してくれて「よくできてますね、まずは一番上のクラスでやってみましょうか」と言われた。まずい!日本人は文法とかは分かるけど会話はできないのに!と思いながらクラスに向かったが、よしやってみるかと思う自分もいた。

まだ授業は始まっておらず、ロの字型になった机には誰もいなかった。よく分からなかったがとりあえず適当な位置に座った。その後徐々に生徒が増え5,6人くらいになって授業が始まった。緊張の中、簡単な自己紹介&質問タイムを行ったが、すぐに語彙・文法の授業が始まった(授業はAMが語彙・文法、PMが会話中心)。一日ですぐ仲良くなった。授業中はみんなでしゃべる機会も多く、また休み時間・放課後は自国のことを紹介し合った。

以下のメンバが同じAMクラスで仲良くなった。

  • Hye-jing(21♀):聡明で英語も達者な韓国人。QT滞在8ヶ月で毎日に飽きている
  • Ulf(22♂):自己主張が強くよくしゃべる楽しいドイツ人。趣味は登山
  • Fabian(16♂):自国を愛する聡明な顔立ちのタヒチ人。街でもスキー場でも会う
  • Eddie(19♂):スノーボードをしにきただけと語る端正な顔立ちのチェコ
  • Sara(24♀):長野在住歴を持ち今はリオ住まいの日系ブラジル人

以下のメンバが同じPMクラスで仲良くなった。

  • Joe(24♂):まじめな顔で冗談を言うアンジョンファン似の韓国人。一番の友達。
  • Neithe(22♀):松葉杖をつく大人しくキレイなフランス人。毎日母に手紙を書く。
  • Tomomi(26♀):ジェスチャー交じりで元気に話す日本人。その動きを毎日Joeにからかわれる。

以下のメンバが休み時間・放課後に仲良くなった。

  • Natage(25♀):人生エンジョイだと語る大人びたニューカレドニア人。飲み友達。
  • Toru(24♂):眠そうなワイルドボーダー日本人。QTに6ヶ月滞在し毎日に飽る。

何もかもが新鮮でとても楽しかった。彼らと過ごす時間が1秒でも惜しかった。時間の許す限り彼らと一緒にいたいと思った。

学校全体を見渡すと日本人が一番多かったのだが、日本人とはあまり友達にならなかった。学校には「英語以外厳禁!」というルールがあったのだが、多くの日本人はそのルールを守っておらず、あまりそのグループに入りたくなかったことも理由としてはあったのだと思う。初日の私の日記には以下の一文があった。

To my regret, some Japanese students spoke Japanese language and made noisy sound by piano in ABC college. Why don't they enjoy English conversation here ?

(以下に続く)

skygo.hatenablog.com