空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

海外生活2カ国6年目。いろんな国を訪問し、いろんな経験をして、いろんな人と出会いたい。そんな想いを募らせるうち、いつの間にかここに至りました。本ブログでは、米MBA留学及びその後の海外経験を中心に記載しています。

【ニュージーランド語学留学③】学生に戻った時間

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毎日があっという間に過ぎていく。

朝8時半起床。窓からワカティプ湖とその向こう岸の山々を見ながら、自分でパンを焼き紅茶を入れて朝食。パンにつけるピーナッツバターがとても美味しい。寝坊したときは立って食べることもあるが、そんなの誰も気にしない。その時間帯DebraはZyが幼稚園に行く準備に大変だからだ。Zyはヤンチャで朝からシェパードのIzzyとじゃれあい元気いっぱいにあばれ回る。Zyに服を着せようと大声でしかるDebraからは「Naughty Boy!(言うことを聞かない子ね!)」が頻発する。逃げ回るZyとIzzy。真剣なDebraには申し訳ないが、見ていてとても微笑ましい。

朝9時AM授業開始。AMクラスは語彙・文法の授業で韓国のHyejin、ドイツのUlf、チェコのEddie、日系ブラジル人のSara、タヒチのFabianと私の6人で構成される(先生の名前が思い出せない・・・)。とりあえず元気なUlfがよくしゃべる、まずは先生の説明を聞こうよUlf。このクラスでよくやったのはチームで文法テストに取り組み、答え合わせをするというやり方。私はよくHyejinと組んだ。やっぱり彼女が一番聡明だし経験も長いので初心者の私と組むには良いと先生が判断してのことだったのだろうと思う。休み時間には、給湯室で紅茶やコーヒーを入れながら他のクラスの生徒と話をしたり、教室で先生と雑談したり、ロビーでインターネットしたり。授業時間も休み時間も全てが楽しかった。何だろう、インターナショナルということもあるが学生に戻れたことが大きな理由なのかもしれない。

正午昼休み。みんな思い思いの方向に散らばる。スーパーでパンを買ってきて学校で勉強する人、湖のほとりでランチする人、近くのレストランに向かう人。私はクイーンズタウン随一のショッピングセンター「O'Cornels」(と言っても大して大きくはないのだが・・・)のマクドやトルコケバブや定食コーナーで新聞を読みながらランチする、というのが日課になっていた。喫茶店で本を読むというスタイルは好きで日本でもたまにやっている。リラックスできて集中できるからだ。そうそう、Fabianもよくそこで食事してて結構会ったっけ。

午後1時PM授業開始。PMクラスは会話中心の授業で、韓国のJoe、フランスのNeithe、日本のTomomiと私の4人で構成される(先生の名前は・・・(汗))。このクラスでよくやったのは多分英語圏の子供がよくやるようなワードパズル系のゲーム。ルールを聞くのもゲームを進行するのも全てが勉強だが、とても楽しい時間だ。Tomomiは英文法はイマイチだがよく英単語とジェスチャーで物事を伝えようとする。それを正す私とNeithe。Joeはシュールに笑う。そんな感じで2時間が流れる。Tomomiの「I am・・・(+沈黙)」やJoeがTomomiをからかう「Sorry,man」が耳に残る。

なぜ私は日本では英語を話せないのに、ここでは英語を口に出来るんだろう。友達が外国人で英語力が同じくらいだからだろうか。それもあるだろうが、一番の理由は、英語が日常であり必要だからなのだろう。たった2週間しかここで勉強できないことがとても悲しく感じられる。

(以下に続く)

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