空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

海外生活2カ国6年目。いろんな国を訪問し、いろんな経験をして、いろんな人と出会いたい。そんな想いを募らせるうち、いつの間にかここに至りました。本ブログでは、米MBA留学及びその後の海外経験を中心に記載しています。

京都大学(理系)学校紹介(後編)

京都大学(理系)学校紹介(前編)より

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受験時代

 すこし、自分の話をしてみたいと思います。

 僕は大阪府立北野高校という高校に通っていました。現役のとき河合塾にも通ってそれなりに勉強していて模試とかで京大B判定ぐらいでてたから「受かるのでは」と思って、中学のころからの志望であった京都大学一本にしたけど、見事不合格でした(きっついで)。

 浪人時代も、河合塾に通っていました。自分がそんなに本番強い(度胸がある)タイプではないことは分かっていたのでとにかく自信をつけるためにもめちゃめちゃ勉強しました。現役のとき校内で50番くらい(600人中)だったのが、もう夏ごろには模試では全国学科トップになっていて、その後はそうじゃないと気がすまないくらいになっていました。本番の入試はある程度の自信をもって望むことが出来て、程よい緊張感につつまれて無事合格できました。合格したとき親も僕がどれだけ頑張ったかを知っていたので、一緒に号泣してくれました(いい話だなぁ)。

 「人間は遠回りをすればするほど、真っ直ぐいった人よりもその分いろんなことが見えて、挫折を味わった人は味わっていない人よりもそれだけ人の気持ちが理解できる」ということを最近耳にして、浪人中自分が得たものを教えられた気がしました。今では浪人中頑張れたことを誇りに思うし、それが自信にもなっています。

 現役生の人に言うのは不適切かもしれなかったけど、言いたいのは、「第一志望を通して頑張って欲しい」です。楽な道をいってもいい事ないですよ。

 

大学の選択

 大学生になって1,2回生のときに基礎的な事を勉強しているうちにやりたい事が見えてくるという人が多いのに、高校生では自分のやりたいことがまだ見えていない人がほとんどだと思います。そういう人は細かく分割して募集している(電子工学、精密工学など)大学は選ばないで東京大学のように学部を一括して募集する(工学部ならⅠ類など)大学がいいと思います。京都大学もここ2,3年そういう傾向があって学科がまとめられてきたので、高校生時に人生の選択をさせていた時よりも(大袈裟ではない)自分が本当にやりたい道へ進めるという意味で良い大学に変わりつつあると思います。

 

ズバリ!京大理系に受かるには

 センター試験なんて出来なくても2次が出来れば受かるのが京大理系なので、2次科目の能力を上げることが一番の近道だと思います。どの教科もそうだけど早めに過去問をやって傾向をつかむことが大切だと思います。

 以下に教科ごとの対策を書いておきます。

 数学、物理・・・解き方を見て覚えるだけではなく、1問解くのに1時間くらい悩むということも必要

 化学・・・有機化学をとことん知り尽くして、本番は有機化学から解いて落ち着く

 英語・・・意外に差がつくのが英作文なので、早めに手を打つ

 

最後に

 長い人生のうち、1年くらい思い切って勉強する時期があっても良いと思いませんか。得るものは大きいと思うので、頑張ってみてはどうでしょう。

 

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