空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

海外生活2カ国6年目。いろんな国を訪問し、いろんな経験をして、いろんな人と出会いたい。そんな想いを募らせるうち、いつの間にかここに至りました。本ブログでは、米MBA留学及びその後の海外経験を中心に記載しています。

入社論文「想像の創造」

 これまた面白いものを見つけた。電気大手 入社面接の時に提出した小論文だ。シャレた題名だねーと最初に突っ込まれながら説明したのを覚えている。

 5年前のものなので書いてあることは古いのだが、やっぱり今よりも勢いがあったと感じてしまう。

 うーん、、、

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<想像の創造 ~プロアクティブな輝く技術者とは~>

 

 これからの時代はネットワーク化社会であることは誰もが知っているが、それが具体的にどのようなものに変化していくかは誰にも確かなことは言えない。つまり何が繁栄し何が衰退するのかは全く決まっていないものであり、我々技術者が好きに決めていくことが出来るものであると思う。

 このように自分の想像している未来というものを創造できるということが技術者としての最大の喜びであると思うのだ。しかし自分が創造している未来、自分が創造していこうと考えるものが必ずしも世の中に求められているものとは限らない。その時には、ニーズを捉えた上で世の中に求められるように、その技術やその販売戦略に工夫を加えていかなければならないであろう。これらを楽しみながらできる技術者こそが「プロアクティブな輝く技術者」であると思うし、私自身がなりたいと思う技術者像である。

 

 私がEC(電子商取引)などのマルチメディアサービスに興味を持ったのは、それらには「これからのネットワーク化社会を考えたとき最もビジネスチャンスがある」と考えたのも大きな理由であるが、「自分が想像している未来とイメージが重なる」ということも大きい。

 このネットワーク化社会は時間との戦いであり、ヴァーチャルショッピングモール、インターネットバンキングなどイメージしていたものが既に実現化されたとあって焦りを感じないというのは嘘であり、早く働きたいとまでも感じさせる。

 

 上述の私が思う「プロアクティブな輝く技術者」となるには、いろいろな意味で自分自身の成長が必要である。私が働きたい分野が時間との戦いである以上、決断力、行動力が必要であることはもちろん、論理的な表現力も必要であろうし、これからのグローバル化社会を考えると語学力も必要であろう。

 そして何より大切なのは、世の中の声に耳を傾け、想像力豊かな夢を持ち、それを実現したいという気持ちを持つことであると考える。

 

以上