空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

海外生活2カ国6年目。いろんな国を訪問し、いろんな経験をして、いろんな人と出会いたい。そんな想いを募らせるうち、いつの間にかここに至りました。本ブログでは、米MBA留学及びその後の海外経験を中心に記載しています。

【スリランカ植林①】サバイバル植林合宿

 7/31-8/7の8日間、電機連合が主催するスリランカ植林ボランティアに参加してきました。それは参加前みなが考えていたよりもかなり厳しいものになり、参加者100名のうち最終植林に参加できたものが60名という、まさに「サバイバル合宿」となりました。

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コロンボ:リタイア続出の船出

 航空機での9時間移動から始まり、朝5時起床、小学校までバスでの山道3時間移動(片道)、炎天下での植林活動・元気な子供達との交流活動、慣れない果物・スパイシーな食事、、、体を壊すには十分な要素が揃っていましたね。

 コロンボでの3日間を終え18名が体調不良を訴え、4日目の植林を休みました。主な症状は下痢からくる嘔吐・発熱、もしくは熱射病。かく言う私もお腹を壊しこの18人に含まれます。この日その全員が医者に診察を受け、遅れてキャンディへの参加が許されたのはなんと私唯一人。他の17名+スタッフ数名はキャンディへはいけず植林活動はここで早くも中止、コロンボでのホテル滞在となりました。熱が下がった人はそれなりに元気なだけに「せめてキャンディまで」と訴えていましたが、願いかなわず可哀相でした・・・

キャンディ:労働力半減=労力倍

 キャンディに着くとそこではまた体調不良者が出ていました。キャンディまでのバス、もしくはその日の植林でバテたようです。

 日に日に植林活動メンバーも減っていき、最初はバス二人席に2人掛けだったのが二人席に1人掛けになり、最後は使うバスそのものが減りました。メンバーが減ると一人当たりの植林数や交流する子供達の数も増えていくという悪循環。いやぁ大変でしたね、ホント。

 ただ主催者側がこのままでは危険と思って学校側と交渉し、最後は記念植樹程度に留めてくれたことが被害を大きくしなかったと思います。感謝しますが、楽しみにしてくれていた現地の子供達には本当に申し訳なかったです。。

 来年はマレーシアでの植林、再来年は再度スリランカでとのことですが、主催者側は、今回の失敗を糧にもう少し余裕のある日程・移動を設定してくれるでしょう。あとは参加者側が、どこまで節度ある生活を行い植林活動・交流活動に注力できるかにかかっています。私も再度参加できるなら気をつけようと思います。

 三輪タクシーで飲みに!が・・・

 さて私事を簡単に。2つ目の学校での交流活動に「日本-スリランカ サッカー親善試合(?)」なるものがあり、炎天下で30分くらいでしょうか走り続けました。楽しかったですね~なんせ初の日本代表ですから!(笑) 

 その夜コロンボのホテルに帰ってから男4人で街に散歩に行きました。疲れていたのですがこの晩しか街をうろつく時間が無かったのです。街のバーで生ビールを飲み軽く食べ、帰りはスリーウィーラー(三輪タクシー)に4人掛けで乗ってきました。なんとも楽しい日、楽しい夜でした。

 が、この4人ともがその晩からお腹を壊してしまったのです。たぶん生ビールだと思います。裏で氷で冷やしていることがあるんだとか。。。あぁ、缶ビールにしておけばこんなことには。

 私だけは復活できましたが、正直復活後の植林活動は想像以上に大変でした。一度下痢をしたせいか体力が激減しており、炎天下で立っているだけでもしんどかったです。楽しみにしてくれていた子供達と十分に遊べなかったことがとても申し訳なくて。。次回もチャンスを頂けるなら反省を活かしたい、と思います。

 

この後、ちょっと詳細を書いていこうと思います。

 

【スリランカ植林②】森林減少の現実と植林活動の意義 に続く

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