空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

海外生活2カ国6年目。いろんな国を訪問し、いろんな経験をして、いろんな人と出会いたい。そんな想いを募らせるうち、いつの間にかここに至りました。本ブログでは、米MBA留学及びその後の海外経験を中心に記載しています。

【スリランカ植林⑤】申し訳なかった意識の差

 

 3日目、日本人参加者と現地の子供達のこの一日に対する意識の差を感じることとなる。(僕だけだったらごめんなさい)

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 僕とマコチャンは、アシャラ、ニルシカ、ヤショーダという3人の女学生と一緒に植林活動した。彼女たちは13歳、電車で30分くらいのところに住んでおり、学校では数学や英語などを学んでいるそうだ。彼女たちは日本語での質問を準備してくれており、いくつも日本語で質問してくれた。返事はシンハラ語という訳にはいかずとても申し訳なかったけど・・・とにかく彼女たちは何をするにしても一生懸命だった。おかげで僕らも一生懸命になれた。

 

 彼女達は素手で釜を振り下ろし、土を掘り返していたのに対し、僕らは軍手や帽子を着用し事を為す。彼女達は水も持たないのに、僕らだけはしょっちゅう飲む。しかも水を飲むときには軍手を外して、釜を握るときにはつけて・・・ってね。なんだか申し訳ない気がしてならない。

 

 文化交流の前に3人からプレゼントを手渡された。ちょっとびっくりした。日本語での質問リストを作っていたこともそうだが、彼女達はこの日のために相当な準備をしてくれていたことに驚かされた。そしてプレゼントの中をみて更に驚いた。全部手作りの民芸品&カード。カードには今日の感謝と地球環境への思いが書かれていた。感動してしまった。日本人参加者で上を向いて歩こうを合唱したのだが、涙がこみ上げてきた。

 

 子供達にとっては一生の思い出の日、それが今日なんだなって改めて思った。すこし疲れが見えていた自分に活を入れて、今日もラストまで頑張るぞ!ってムチ打ったっけ。

 

【スリランカ植林⑥】緩すぎるお腹に続く

skygo.hatenablog.com