Claremont留学 (IF Program 10th week) リーダーとは戦わない
ついに10週間のInternational Fellows Programも最終週。Module1と同様に、Module2最終日でもある今日はプレゼン大会&レセプションが用意されていた。
今回のお題は企業コンサル。13人が4つのチームに分かれ、それぞれ訪問させてもらった会社へのコンサルテーションを行うという設定で、各チーム20~25分程度でプレゼンを行った。見に来てくれたアドミッションディレクターによると、4チームともそれぞれの経験を活かした深い考察が見られ、そしてプレゼン自体も良かったようで、ここ5年で一番良かったと言ってくれた!^^V (まぁリップサービスもあるんだろうけどね)
さて、我々が取り組んだ内容を簡単に紹介すると、 訪問しコンサルの対象としたのは、米国Web-to-Print事業(全てオンラインで名刺や企業パンフなどをデザイン、発注できる)で2,3番手のP社であった。この業界はVistaPrintというダントツのリーダーが存在し、P社を含めた他の事業者はそれぞれ売上、利益とも伸ばしてはいるものの将来競争戦略上どう生き残るかが課題となると考えられた。
結論だけ言うと我々の提案した戦略は「リーダーとは戦わない」である。
カリフォルニアの企業顧客に特化した成長戦略を打ち出し(VistaPrintのターゲットはSOHO/Consumer in 120 countries)、そのために地域大手広告代理店を買収するというものであった(一応マーケット・チャレンジャーの競争市場戦略で言う「背面攻撃」に値するイメージで)。
実はこの競争戦略の話は、以前うちの社内で、強すぎるリーダーがいる市場で如何に自社サービスが生き残るかを検討した際に勉強・提案したことでもあった。
今回、コンサル内容の評価が下される訳ではなかったのだが、プレゼン自体は3人ともベストを尽くしたという感じで気持ちよく終了。私は一番目のチームの先頭バッターであったが思ったほど緊張することも無くやり通せたかな、いやー慣れってスゴイ。
また、アメリカでは「BestBuy」というリテールが有名なのだが、今回のプレゼンのM&A提案部分で、その「BestBuy」のロゴを浮き出させ、このディールはベストバイだ!とチームメイトが言ったときにアメリカ人にかなりウケたことが嬉しかったかな・・・^^;
さて、明日から待ちに待った2週間の休暇が始まる。ヨセミテ国立公園、サンディエゴを予定しているが、英語だけは続けないとエライことになる。頑張ろう。