MBAにおけるケース・メソッド(ケース・スタディ)とは
来週土曜にMBAのオリエンテーションが行われるのだが、そこでいきなりケース・メソッド(ケース・スタディともいう)の模擬クラスを行うそうだ。ドラッカースクールの約35%を占めるといわれるケース・メソッドのクラスがどのように行われるのかを実践を通して学ぶものと思われる。ということでその日までのReading課題があり、ようやく今日読み始めたのだが…
目次
今回のケース
今回のケースは、日本のホンダがアメリカのオートバイ産業でいかに成功を収めたかというお話のよう。それはまだ読み始めておらず、今日は「ケース・メソッドとは」という前提を読んだ・・・だけ💧 今後何回ケースをやるか分からないが、前提条件を忘れないようメモっておこうと思う。
#一般にケース・メソッドとは、実際過去に存在した経営管理上の具体的な問題について討議を行い、問題解決能力を高める能力開発手法のことを言う#
ケース・メソッドの特徴
- 基礎情報を共有した教授と学生全員で議論し、問題解決のための分析と決定がなされる
- 一つの正解というものは存在しない。導いた解が最高の解かどうかも教授ですら分からない
- マネージャのタスクとは、部分的な知識で経営管理上の問題の複雑さに対応することであり、ケース・メソッドがその訓練となる
ケース・メソッドの目的
- 具体的な状況における問題解決の方法論を開発すること ・論理的に厳密かつ現実に即して物事を考える能力を高めること
ケース・メソッドにおいて学生に求められること
- 自身が用いた課題分析から問題解決までの論理展開を、教授や他の生徒との議論の中で正当化すること(当たり前と言えばそれまでだが、こりゃ結構大変でっせ…)
ケース・メソッドの欠点
- 情報がキチンと整理されてしまっていること
- 情報が一部省かれていること
- 情報が一度に与えられること(現実には徐々に判明していく事実に応じて対応することが求められる)
- 学生は自身の提案にリスクを負うわけではないこと
最後に
最後に、ケース・メソッドのクラスは、我々学生の論理と概念をリスク無く曝け出せる場であり、ケースを完全に理解しクラスのディスカッションに積極的に参加しよう!と(その責任があるとも)締めくくられていた。 納得。クラスで発言できるかどうか自体を不安がっていたけど、だいぶ楽になった気がする。予習時に自分の考えをキチンと論理立てて、とにかくぶつかっていこう。そうすれば何とかなるのでは…という気になってきた(楽観主義すぎ…?甘いんだろうなぁ…^^;)。 さあ、頑張っていこう。