空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

海外生活2カ国6年目。いろんな国を訪問し、いろんな経験をして、いろんな人と出会いたい。そんな想いを募らせるうち、いつの間にかここに至りました。本ブログでは、米MBA留学及びその後の海外経験を中心に記載しています。

アジアン2名で挽回(グループPJ②)

中盤戦:情報分析

この段階では、各人が自身のインタビューパートをまとめたものがあり、それを読むことで収集した情報の全体像をつかむことができた。またそれらを分析する鍵は、教授に推薦された本を読むことで理解できた。

こうなると元来勤勉である我々アジアン時間をかけることでなんとかなった。後で述べるがアメリカンの(?)「You snooze, you lose(不在者の意見は尊重されずともよい)」の考えを受け入れ、たとえアメリカンが不在でも夜な夜なJ君と私の二人で分析・検討を続けプロジェクトを進めていった。前半戦の遅れを挽回する思いで必死だった。

この段階では、見出したARCのチーム文化をあるものに喩える必要があったのだが、幸い私の案「Wikipedia」が最も上手くチーム文化を比喩している、と合意した。私の専門領域はインターネット事業であり、Wikipediaとは何ぞやからWikipediaのどの部分がARCのチーム文化を例えうるかまでの比喩に関するチーム命題においては、私を中心に議論することが出来た。

後半戦:まとめ作業

アウトプットはプレゼンとレポートであった。もうこの段階では、J君と私はどうチームに貢献できるかではなく、チームとしてどういうアウトプットを出せるかに頭を悩ませていた。

プレゼン資料作成は、経験の多い私が担当すべきだろうと買って出た。ストーリーはJ君と私で検討アメリカンと確認するという具合に進め、詳細は各担当が作成し全員でスクリプトを確認するという具合に丁寧に進めた。

プレゼン自体は非常に上手くいったのだが、プレゼン後に下された教授の評価は期待したほどは高くなかった。不思議なもので、それまでは教授の評価なんて気にしないと言っていた私を含むメンバ全員は、その結果に苛立ち、燃えた。 教授とクラスメイトからのフィードバックをじっくり読んでみると論理構成の見直すべきポイントが見えてきた。全体の論理構成、ストーリーはまた夜な夜なJ君と私が描き、ドラフト推敲はアメリカンに任せた。締切直前まで全員で校正し提出を終えたのだった。 レポートの評価はまだ下ってないが、このメンバーで一つのことを成し遂げ、納得行く形で提出できたことに非常に満足している。 って評価次第ではまた苛立つんだろうけど(笑)

今回ある程度チームに貢献できた理由の1つに、一緒に時間をかけて検討してくれたJ君がいたことが挙げられる。二人で考えた結果として、残り二人に説明できていたからだ。もしアメリカン3人に私一人だったら、もっと苦しんだだろう。次はそういう組に入ってもキチンと貢献できるかが問われる。心してかかろう。

私も娘も、とっとこ歩き出した感(写真捜索中)

(続きは以下)

skygo.hatenablog.com