空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

海外生活2カ国6年目。いろんな国を訪問し、いろんな経験をして、いろんな人と出会いたい。そんな想いを募らせるうち、いつの間にかここに至りました。本ブログでは、米MBA留学及びその後の海外経験を中心に記載しています。

バイリンガル vs. セミリンガル

 帰国まで日ももうあまり無いということで、最近は帰国準備に追われながらも、如何に友達と過ごすかを考えている。今日はよく一緒に勉強した仲間を誘ってギュウカクへと繰り出した。メンバーはブラジルのJ君、 カンボジアのN君、その弟のN君、S君、韓国生まれアルゼンチーナアメリカン?のJ君、日本のN君、そして私の総勢7名。よく一緒に勉強したと言っても、実はMBAは日本のN君と私だけだったりする。こういう出会いもクレアモントカレッジズならではか。

日本では生産されていないトヨタ・セコイアというマンモスカーで全員乗せてってくれるアメリカンJ君に悪いので、ビールは控えてコーラ&焼肉を2時間ほど楽しんだ。両J君は日本の焼肉が始めてだったようだけど、美味しいと満足してくれたようで嬉しかった🙌(写真は、ガラスの教会近くからの眺め、黄色いところは全て菜の花!:写真捜索中・・・)

さて、席が近かったせいか、韓国生まれアルゼンチン育ちで現在はアメリカ市民のJ君とよく話したのだが、まぁ彼の話はいつもながら視野が広く経験豊富さを感じさせてくれていて、聞いてて飽きない。なんせアジア、南米、北米の文化をよく知ってるうえ、今は経済学を教える立場みたいだからね。(ちなみに彼と初めて会ったのは、イギリスのオックスフォード。たまたま彼は別のカンファレンスで来ていて、我々の晩餐会に合流したのだった。) 彼の第一言語スペイン語、第二が英語、第三が韓国語、第四がフランス語、第五が日本語、、、、第八がカンボジア語だと言う(たぶん最後は冗談)。アルゼンチンは公用語スペイン語。渡米後英語を覚えて10年で韓国語を越えたらしい。親は韓国語しか話せないそうで家では今でも韓国語らしいけど。ちなみに日本語は3年間勉強したそうで「~しました」「××に行きたいですか」とか、過去形や助動詞などまで理解している。なんとまあ、こういう人もいるんだね👏 高いレベルでのトライリンガル、あるレベルでのマルチリンガルか。

彼のレベルで言うと私は、第一言語が日本語で、第二がくて、第三が英語か。第四~七がなくて、第八が漢字を読めるという意味の中国語💦、第九が3週間の旅行で覚えたトルコ語、第十が一年習ったはずのドイツ語😢 あな情けなや・・・

そして私はバイリンガルではなく、もしかしたらセミリンガル(もしくはダブル・リミテッド)*かもしれない、とWikipediaを見て感じた💧 間違いなく日本語力は衰えているだろうし、英語もまだまだ不完全だしね。。 まぁいいや、きっとこれも進歩の過程には必要なんだろう、と思うことにしよう(楽観主義すぎ?)。 ということで、残りの貴重な時間も、こうやって今しかできないことで大切に過ごしていこうと思う。
*セミリンガル(ダブル・リミテッド):二ヶ国語環境にいてどっちつかずになること。帰国子女などによく見られる

卒業式まであと15日。 ファイナンスのファイナルケース開始。意外に長い。これを3時間で読ませて解かせる気だったのかあの教授は!? Take home exam(家に持ち帰って解く、Openスタイルな試験)に変わってよかった・・・