空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

海外生活2カ国6年目。いろんな国を訪問し、いろんな経験をして、いろんな人と出会いたい。そんな想いを募らせるうち、いつの間にかここに至りました。本ブログでは、米MBA留学及びその後の海外経験を中心に記載しています。

みんな未来を変えたいと思っている(その1)【書評】未来を変える80人 僕らが出会った社会起業家

サステイナブル・デベロップメント(持続可能な発展)とは何でしょう。うちの会社も「持続可能な社会へのIT貢献」を宣言してから久しいですが、僕自身、ぼんやりしたまま過ごしてきました。世界中のサスティナブル・デベロップメント例を紹介する「未来を変える80人 僕らが出会った社会起業家」を読み、気になって少し調べてみました。

<持続可能な開発の定義>

  • 将来の世代が自らの欲求を充足する能力を損なうことなく,今日の世代の欲求を満たすことである  (1987年 環境と開発に関する世界委員会)
  • 人々の生活の質的改善を、その生活支持基盤となっている各生態系の収容   能力限度内で生活しつつ達成すること  (1991年 国際自然保護連合、国連環境計画、世界自然保護基金

<持続可能な社会の基本原則> 

  1. 生命共同体を尊重し、大切にすること
  2. 人間の生活の質を改善すること
  3. 地球の生命力と多様性を保全すること
  4. 再生不能な資源の消費を最小限に食い止めること
  5. 地球の収容能力を超えないこと
  6. 個人の生活態度と習慣を変えること
  7. 地域社会が自らそれぞれの環境を守るようにすること
  8. 開発と保全を統合する国家的枠組みを策定すること
  9. 地球規模の協力体制を創り出すこと(1991年 国際自然保護連合、国連環境計画、世界自然保護基金

なるほど、自分の子孫の代に残したい環境を作るためには必要で、非常に重要なことを言っていますね。ただ、ことのあまりの大きさ、重大さに尻込みし、何をしていいかわからず、結局何もしないことを選んでもしまいそうです。 みんな未来を変えたいと思っている(その2)へ

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