憧れの人に会えた！マザーハウス山口絵理子さん
先日、早稲田大学の公開講座でマザーハウス代表の山口絵理子さんの講演を聴く機会に恵まれました。前回エントリでも紹介しましたが、マザーハウスはアジア最貧国バングラディシュ産のジュート（麻）からバッグを作り日本で販売しています。
彼女の理念は、途上国発のブランドを先進国へ展開し、途上国民が自国に誇りを持って生きられるようにすることです。TBS「情熱大陸」で放映されたものがYouTubeに上がっていましたのでリンクしておきます。
彼女は講演中とてもキリっとした経営者の顔、雰囲気で話されていましたが、講演後の質疑応答時や挨拶にうかがった際などは、情熱大陸の番組に出てくる通りの本当に可愛らしい笑顔で、どこからそんなパワーがでてくるのか不思議に思うほどでした。
しかしまるで芸能人のような大人気で、挨拶も１０数人の行列でした。ノンビリ並びに行ってしまった僕は、「もう次があるのでここまでにしてください～」と仕切り役の教授に締め切られたあと、彼女の帰り際に歩いて話すしかなく、本当に歩きながら１，２分話すという感じの挨拶になってしまいました。そう、傍から見るとまるで追っかけに見えたはずで、かなり恥ずかしかったです･･･（って実際追っかけだったのかもしれませんが 汗）。
彼女の言葉で考えさせられてものをメモしておきます。 次に彼女に会う日までには、自信を持って紹介できる社会貢献事業を必ず創造しておくぞー、と強く思いました。
・日本人は幸せすぎるから、本当にやりたいことをやれていないのではないでしょうか。
・（起業したいが対象分野が決まっていないという学生に対して）勘違いしないで欲しいのは、起業は手段ですから（激しく同意しました。過去エントリ ご参照）。
・事業が拡大するにつれ顧客が見えなくなり、商品デザインやマーケティング手法へのフィードバックが不適格になってきた。そのため直営店舗を持つことは必須だった。
・私の組織に必要なのは、人間力のある人です。周囲の人を巻き込む力のある人、相手を納得させる人。一回会えばだいたい分かります。
