空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

海外生活2カ国6年目。いろんな国を訪問し、いろんな経験をして、いろんな人と出会いたい。そんな想いを募らせるうち、いつの間にかここに至りました。本ブログでは、米MBA留学及びその後の海外経験を中心に記載しています。

子供の健康に感謝!

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今月も病気の子供支援ネット・遊びのボランティアに参加してきました。今日のお相手は個室で点滴をしている7歳の男の子。正直僕は女の子と遊ぶのは得意なのですが、男の子のときは少し戸惑ってしまいます。娘の友達の男の子ともたまに遊びますが、ほとんどが外。病院内で遊べるおもちゃのどれに興味を持ってもらえるのかわからないのです。(写真は粘土職人おちゃっぴと子供たち)

今日も、このゲームはどうだろう?このパズルは簡単すぎるかな?と悩んで幾つか持っていきました。今日の子はちょっと遊んだところで「人生ゲームをやりたい」と言ってくれたので助かりました。7歳には難しすぎるかなと思って持っていかなかったのですが大間違い。自分でルーレットを回してコマを動かし、自分で指示を読んでその通りにお金をやりとりします。7歳になるとここまでできるようになるのかーと感心。ということで、こちらも本気で挑み72万ドルを稼ぎましたが、僅差で負けてしまいました。。もう一人のボランティア含め3人でめちゃくちゃ盛り上がって楽しい時間を過ごすことができました。 しかし、いつもそうなのですが、遊びを終えて別れるときは複雑な気持ちです。もちろんその子が元気になって退院してくれることが一番なので、基本的には来月もう会えないことを祈るのです。先月遊んだ子がその個室にいないことを喜ぶのです。少し切ないですけどしょうがないですよね。。 今日の子は、最後に寂しさを隠すように「さっさと行けば」というような態度を示しました。ニュージーランドでゾーイと別れたときと同じです。僕もこういう子供の気持ちは分かるので「今日はありがとね、はよ元気になってな」と深く突っ込まずに別れたのでした。

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さて、今日は当団体に寄付をしてくれるイベント団体の2人の方が体験で参加されていました。ともに年齢の近い男性の方で、病院の食堂で2時間ほど楽しく話し、まるで昔から友人だったかのように過ごしました。こういうところでできるネットワークは、価値観レベルで共感できることが多く、本当に貴重で大切にしていきたいと思います。 その後、外出していた妻・娘と合流し、晩御飯を食べて帰りました。子供が健康であるということは決して当たり前のことではありません。心から感謝しようと思いますし、本人にもそのことを理解させようと思います。