【訪問国9:カナダ】バンフ国立公園での挙式 / ナイアガラ滝 / メープル街道 / ウィスラー海外スキー
いつか子供たちと再訪したい街、バンフ。海外挙式に選んだ街なのですが、大自然の中での結婚式、国立公園ドライブは今でも最高の思い出となっています。ここでは、海外ウェディングツアーの概要とスケジュール、そしてその準備の大変さを紹介するとともに、ウィスラーでの海外スキーについても触れています。
- 決め手は、大自然・アクセス・費用・初訪
- 新郎というよりツアーコンダクター(スケジュール公開)
- カナディアンロッキー・バンフ国立公園ドライブ
- ナイアガラの滝からメープル街道を進みオタワへ
- 最後に
- おまけ:ウィスラーでの海外スキー
決め手は、大自然・アクセス・費用・初訪
当時、結婚式をどこで行うか検討していた僕らは、お互いの両親が大の自然好きということから、スイス、カナダ、ニュージーランドを候補に挙げていたのだが;
まず、両親の費用は負担する!と決め込んでいたため、フライトからホテル、現地費用まで全てが高額なスイス旅行はまたの機会に譲ることに💧
(昨年、念願叶ってドイツ・スイスに僕の両親を招くことができた!→エントリーはこちら)
そして、妻の両親が数年前に訪れたことがあるというニュージーランドも除外され、カナダに決まった。
(2年前に僕が訪れ大好きになったニュージーランドは、今でも妻をを連れて行きたい国No.1かも)
僕は半年前にバンクーバーやヴィクトリア、ウィスラーを訪れ、その美しさも知っていたが、今度はカナディアンロッキーやそれ以東にも足を伸ばしたかった。ワタベウェディングに相談に行くと、なんと山小屋のような教会(Banff's Full Gospel Church)があるではないか!二人で心が躍り、迷わずここに決定!!
(Banff's Full Gospel Churchより)
Facebook page: https://www.facebook.com/banfffullgospelchurch/
今はワタベウェディングは扱っておらず、アリスウェディングが取り扱っている模様→ここ
新郎というよりツアーコンダクター(スケジュール公開)
式場が決まったことでプランニングを開始したわけだが、全12名と小ぢんまりした団体であったにも関わらず、とにかく大変の一言・・・
挙式の日だけはワタベがホテルからの送迎、挙式、昼食&シャンペン、撮影スポットへの移動、写真撮影などサポートしてくれたのだが、ツアーコンダクターなど雇っているわけではないため、それ以外の日は基本的に僕らが全て手配しないといけなかった。
フライトやホテル、レンタカーの予約はもちろん、現地での移動、食事など僕らが全て決めて仕切らなければならない。相手のご両親もいらっしゃる手前、ドタバタする姿を見せれるはずもなく、周到なプランニングが必要だと自分で強く思い込み、まるで業務での任務を遂行するかのように必死になって準備したのを覚えている💧
更に気を遣ったのは、当たり前といえば当たり前だが、(両親以外)みんな簡単に仕事を休める状況になく、一名はロンドンから駆けつけたりと、フライトも出入国タイミングもバラバラであったことだ。
もしハワイやグアムなどのリゾート婚🏝であれば、少なくとも兄弟家族は現地集合・現地解散としてそれぞれビーチでのんびりしてもらえば良かったのかもしれないが、いかんせん選んだのは壮大なロッキー山脈。みんなで一緒に行動し、一緒に国立公園を巡るしかない。
そして予想通りではあったが、現地ではまるでツアーコンダクターかのような働きをすることとなった。当時はまだ英語も十分に使いこなせなかったこともあり、心身ともに相当キツかった。ただ、最終的には参加していた皆さんにも、大自然の雰囲気にも助けられ、心温まる式を恙無く終え、また皆が満足いく旅を実現することができ、ホッと胸を撫で下ろしたことを覚えている。
当時のスケジュール概要が残っていたので、参考までに貼り付けておこうと思う。
(観光候補先など全てWebで調べて事前にシミュレーションしていた気もするが、データが見つからない😢)
(ここをクリックするとGoogle Spreadsheetに飛びます)
カナディアンロッキー・バンフ国立公園ドライブ
観光のメインパートは何と言ってもカナディアンロッキー・バンフ国立公園のドライブだった。バンフから片道2時間、1号と93号を北上するドライブだったが、目的地だけでなくその走っている間の景色含めて圧倒されることとなった。季節も初秋で山々がまだ緑一色だったこともあり、迫力があったのであろう。
一番印象に残っているのはモレーン湖の青さだろうか。これは本当に凄すぎた・・・
レイクルイーズ(ちなみにトップ画像もレイクルイーズです)
モレーン湖
コロンビア大氷原
ナイアガラの滝からメープル街道を進みオタワへ
12名中8名がバンフを最後に帰国したのだが、その後、時間的に融通が利いた僕らと僕の両親だけはトロントへ飛んだ。次の目的地、ナイアガラの滝を見るためだ。
ここからは一気に気が楽になったのを覚えている。なにせ車一台で自分の親を連れて回るだけでいいのだから!
遊覧船で滝のそばへ、そして徒歩で滝の裏へも、カッパを着て挑む!
引き込まれそうな勢いに本気で焦る💧
その後、トロントで僕の両親を見送り、二人だけとなった僕らは、東へ東へとドライブを続ける。この頃には丁度紅葉が始まり、キングストン・オタワ間のメープル街道がなんとも言えない美しさで、なんども車を止め、写真をとり、落ち葉を拾った。このとき拾ったメープルリーフの押し花🍁は今でも大切な思い出として家のリビングに飾ってある。
秋のオタワはこんな感じでとても美しかった
最終日、のんびりトロント観光をしていたこともあり、空港に着いたのがギリギリで、なんとチェックインを断られることとなった。
「いま丁度2時間前を切ったので明日の便にしてください」と…
「いやいや、前のおじさんが10分以上話していたからで、実際2時間前より前に並んでいたんだけど」
という交渉も全く受け入れられず、結局、一人2万円くらい追加料金を支払って、翌日早朝便とせざるを得なかった。いわゆるハネムーンの最終日を、空港の椅子で二人寝ることになった人もそうはいるまい。
最後に
大変ではあったけど、それも相まって最高の3週間を過ごせたと思う。一緒に同行してくれたみんなに感謝だ。そして、今から思えば、よくそれだけの期間、会社を休ませてくれたなぁと当時の上司にも感謝しかない。
あまりにもバンフが美しかったので、10年後に家族を連れて再訪しようと話していたのだが、米国やら東南アジアやらドイツやら転々としているうちに、それ以上の時が経ってしまった。なんとか子どもが独立するまでに一緒に訪れられないか、当時の話を子供にいっぱいできるのだけど。
おまけ:ウィスラーでの海外スキー
カナダ最初の訪問は、2004年3月に会社同期G君とウィスラーに行ったときだった。この時、バンクーバーで咲く桜を見たり、ヴィクトリアに車ごと船で渡りブッチャート・ガーデンやブリティッシュコロンビア州議事堂などを訪問し、なんて美しい国なんだと驚いたのを覚えている。
2007年に米国在住の際も、シアトル観光と組み合わせて、ヴィクトリアを再訪し、妻にブッチャート・ガーデンの美しさを見せることができたのは本当に良かった。