空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

海外生活2カ国6年目。いろんな国を訪問し、いろんな経験をして、いろんな人と出会いたい。そんな想いを募らせるうち、いつの間にかここに至りました。本ブログでは、米MBA留学及びその後の海外経験を中心に記載しています。

【訪問国6:ニュージーランド】クイーンズタウンへの短期語学留学 / ホームステイと海外スキー

当時、英語力に伸び悩んでいた僕は「海外で暮らさない限り英語は上達しない」と思い立ち、趣味のスキーと組み合わせて「ニュージーランド語学留学 & 海外スキー」を決行しました。本記事では、2年連続で夏休み2週間を使って訪れることとなったニュージーランドのことをまとめています。

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2週間の語学留学 & 海外スキーで35万円は高くない!?

2002年8月、突如この考えに至り、翌日留学エージェントに電話してそれほど詳細は聞かず申し込んだ。どういう条件だろうが行こうと決めていたからだ。8月煩雑時のクイーンズタウン2週間で35万円(往復代・学費・滞在費)。憧れであった語学留学・海外スキーを実現できるのだから高くない、と当時の私には思えた。異様にやる気に満ちており、語学学校は2週間フルタイム(5 hours× 5 days ×2 weeks)で申し込み、スキーは金曜晩と土日に自力で行く、というスーパー過密プランを立てた。

フライト費を抑えるべく仁川とオークランドを経由したため、クイーンズタウンまでは1.5日を要してクタクタだったが、幸運にも出迎えてくれたホストファミリー (Debra/ Zy/ Izzy)がとても暖かく、僕に安らぎをくれたのを覚えている。

詳細は以下記事👇をご参照ください。

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語学学校:文法穴埋めができてしまったがゆえに、一番上の会話クラスに・・・

朝8時半、ワカティプ湖から少し離れたMan St.を朝日の昇る東に向かって下り学校に向かう。日差しが日本の7倍強いと聞いてはいたが、ここまで日差しの強さを感じるとは思わなかった。ものすごく眩しい。日焼け止めとサングラスは必需品で毎日欠かさず身につけることとなった。

学校に到着し、先生らしき人に「今日初めて来た者です」と告げると、ロビーで30分ほどのクラス別けテストを受けさせられた。文法穴埋め問題は簡単でほとんど正解だったと思うが、リスニング穴埋め問題はよく聞き取れないところも多かった。回答後すぐに先生が採点してくれて「よくできてますね、まずは一番上のクラスでやってみましょうか」と言われた。まずい!日本人は文法とかは分かるけど会話はできないのに!と思いながらクラスに向かったが、よしやってみるかと思う自分もいた。

クラスにはいろんな国籍の人たちがいたが、すぐに仲良くなり、何もかもが新鮮でとても楽しかった。彼らと過ごす時間が1秒でも惜しく、時間の許す限り彼らと一緒にいたいと思った。

詳細は以下記事👇をご参照ください。

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語学学校:学生に戻れる幸せ、授業も休み時間も全てが楽しい!

毎日があっという間に過ぎていく。

朝9時開始のAMクラスは語彙・文法の授業で、韓国のHyejin、ドイツのUlf、チェコのEddie、日系ブラジル人のSara、タヒチのFabianと私の6人で構成される。とりあえず元気なUlfがよくしゃべる、まずは先生の説明を聞こうよUlf。

このクラスでよくやったのはチームで文法テストに取り組み、答え合わせをするというやり方。私はよくHyejinと組んだ。やっぱり彼女が一番聡明だし経験も長いので初心者の私と組むには良いと先生が判断してのことだったのだろうと思う。

休み時間には、給湯室で紅茶やコーヒーを入れながら他のクラスの生徒と話をしたり、教室で先生と雑談したり、ロビーでインターネットしたり。

授業時間も休み時間も全てが楽しかった。何だろう、インターナショナルということもあるが学生に戻れたことが大きな理由なのかもしれない

他のクラスや昼休みなどの詳細は以下記事👇をご参照ください。

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ホームステイ:新しい家族との時間、少年に戻れる時間

夜、家に帰るとシェパードのIzzyが必ず飛び掛ってきてくれる。大自然の中で温かい家族に囲まれ過ごす彼はとても幸せそうだ。彼の趣味はワカティプ湖で泳ぐことらしい。NZは湿度が高くないせいかすぐに乾くので風邪も引かない。おかげでケモノ臭もほとんどしない。

晩御飯はDebraの手料理で、大抵羊か牛の大きな肉を焼いたものがありボリューム感たっぷり。あとは野菜炒めに主食のふかし芋。いつもすごく美味しい。同じ感想ばかりじゃ悪いなぁと思いつつも、It tastes very good! か Delicious! くらいしか言えないのがなんとも情けない。

晩御飯を食べるといつもZyと遊ぶ。テレビを見たりゲームをしたりするのだが、テレビではキン肉マンドラゴンボールピカチュウなど、ゲーム機はプレステといった具合に日本発のものがとても多いことに驚かされる。Zyが寝る21時くらいまではとことん遊ぶ。おかげでとても疲れるのだがすごく楽しくて毎日遊んでしまう。子供は相手が大人だろうが本気で遊んでくれるから、我々大人も本気で遊ぶことが出来て、少年時代に再び戻ったような気にさせてくれるのだろう。

その後寝るまでの数時間は、学校の宿題をやったり、Debraと話したり、テレビを見たり、新聞を読んだり。こんな毎日を2週間過ごした。学校のみんなは間違いなく私の友達で、Debra,Zy,Izzyは間違いなく私の家族だった。

詳細は以下記事👇をご参照ください。

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初の海外スキー:コロネットピークとリマーカブルズへ!

学校や飛行機の関係上、私がスキーにいけるのは、金曜夕方と土日のたった2.5日だけだった。海外スキーはこの短期留学の目的の一つでもあったため、当然2.5日全てスキー場に向かうこととした。

金曜夕方は15時に授業を終え、15時30分The Station発Coronet Peak行のバスに乗り込む。ナイターだけが目的のバスのせいか乗客も少ない。バスの運ちゃんが英語で何かをアナウンスしているが詳細はわからない。でもそんなのかまわない、ただこのいい雰囲気を感じればよいのだ。

スキー場に到着した時はちょうど日が落ちようとしている頃合で、リフトからの景色が素晴らしかった。上層部に雪が残る火山群の合間から美しいワカティプ湖が見え、夕日が火山群に沈んでいく。この幻想的な絵は今でも脳裏に焼きついている。(写真が見当たらない・・・涙)

日本のスキー場との違いなど、詳細は以下記事👇をご参照ください。

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感謝を伝えきれない悔しさ

NZ最終日、空港でついに別れるという時、ZyはDebraの胸の中で泣き出し、この2週間のことが思い出され、Debraも私も泣いてしまった。二人に伝えたい感謝の気持ちは山ほどあったのに、そのほんの一部しか伝えることが出来ず、この上ない悔しさを残してNZを去ることとなってしまった。

彼らが私を家族の一員として受け入れてくれたおかげで、私はNZでの日々を楽しく過ごすことができたのだ。そのことを必ず彼らに再開して伝えよう、強くそう思った。

語学学校のFarewell Partyなど、詳細は以下記事👇をご参照ください。

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最後に

翌年夏もクイーンズタウンを再訪し、同じ語学学校へ行くことになった。今度はエージェントは通さずに自身で手配して。残念ながら昨年友達になった人たちはもうNZを去ってしまっていたが、また新しい友達と2週間過ごすことができた。

今回、Debraの仕事の関係上、ホームステイはできなかったが、週末またDebra / Zy/ Izzyと遊ぶことができた。別れ際には昨年よりは感謝は伝えられたかなと思う。

20年近く経った今でも、彼らとはFacebookを通じて繋がり近況を伝え合うことができている。もし彼らが日本に来たいと言った場合にはうちに泊まってもらいたいななんて思っている。

 

現在、過去を振り返って訪問した国を確認中。ニュージーランドの次に訪問したのは韓国でした!

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