もう少しがんばろうと思った時 〜松井秀喜選手〜
日本から持ってきた一枚の新聞広告の切り抜きがある。 MBA受験時は机の前に貼っていたのだが、渡米後は本棚の奥に眠っていた。 留学期間である2年間のうち早や3分の1である8ヶ月が過ぎてしまった。 なりたい自分に近づくために、もう少しがんばらないと絶対後悔する と思い、もうだいぶ古くなったその広告を部屋の壁に貼ってみた。
以下、その広告内容(advertised by コマツ)
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もう少しがんばろうと思った時は、松井秀喜を、思い出そう。
松井秀喜が届けてくれたものが、ある。
ひたむきさを詰め込んだ55番の背中で、 自分ではなく、チームのために振りつづけるバッドで、 悔しさを隠しながら、穏やかにインタビューに答える姿で、 見えないたくさんの何かを、届けてくれた。
それは、失敗を受け止める強さだったり、原点を忘れないココロだったり、 努力をつづけるチカラだったり、折れないキモチだったり。
だから、私たちは、応援したくなるのだと思う。
自分が思い描くベースボールプレーヤーになるために、 自分が思い描く松井秀喜になるために、 挑みるつづける彼の姿に、胸の奥の何かが、揺さぶられるのだと思う。
彼のプレーは、言葉を持っている。
無言の言葉で、静かに語りかけてくる。
上手くいくことばかりではないけれど、ゆっくり前へ進もう、と。
もう少しがんばろうと思った時は、松井秀喜を思い出そう。
ベースボールという仕事と、建設機械をつくる仕事はちがうけれど、 もう少しがんばろうと思った時は、松井秀喜を思い出そう。
壁があれば、超えればいい。
あなたを見ていると、そういう気持ちになれるから。
松井秀喜は、黙々と前へ進む。
私たちは、そこが、好きだ。
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もう少しでいい。がんばっていこう。 これを切り抜き、壁に貼った当時の思いを忘れずに残りのMBA生活をすごそう。
#その他、コマツの松井秀樹を題材とした広告には、力を与えてくれる言葉が詰まっていて、かなり好きです。ここからテレビCM、新聞広告が見れます。皆さんもよかったらどうぞ。