空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

海外生活2カ国6年目。いろんな国を訪問し、いろんな経験をして、いろんな人と出会いたい。そんな想いを募らせるうち、いつの間にかここに至りました。本ブログでは、米MBA留学及びその後の海外経験を中心に記載しています。

携帯でインターネットねえ・・・

最近少し時間があるので、日経ビジネスオンラインで興味ある記事をまとめ読みしてるのだが、以下の記事はうちの会社含めたモバイルコンテンツ事業者は目を通したほうがいいかもしれないと思った。

こんなに違う世界の携帯電話市場(リンク切れのためリンク削除)

国別の携帯電話利用者数は、BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)と米国、日本が上位を占めるということ、携帯インターネットが高度に利用されている国は主に日本と韓国ということ、は分かっていたのだが、両方が数値化されて議論されていることがちょっと新鮮だった。

この記事によるとARPU(1ヶ月あたりの携帯電話使用料)に占めるデータ通信の割合は、日本が約30%でトップ、中国、韓国など20%を超える国もいくつもある。つまりこれらの国では、携帯電話で通話以外(メール、着メロ、ゲームなどか)にもそれなりにお金が払われているということである。ここまではよく聞いた話。 では、ARPUに占める「データ通信のARPUからメールの利用料金を取り除いた額」の割合はどうなるかというと 日本が約25%でトップ、韓国が10%で2位、3位以下は全て5%以下、アメリカに至ってはたったの2%となるそうだ。

つまり日本とは異なり、他国では着メロやゲームなどのダウンロードにほとんどお金が払われていないということである。世界各国は、日本ほど通話料金が高くないことも考慮すると、各国における携帯インターネット(メールを除く)の絶対的市場規模は相当小さいことがわかる(計算できちゃうねこれは)。 いや、相当小さいだろうというのも分かっていたし、だからといって展開しないほうがよいと言っているのではない訳で。ただこうして得れた数値や情報でビジネスプランを精緻にして事業戦略を上手く練っていって欲しいなというだけである。

いやーこういうのを考えていると仕事に戻りたくなるなあ。 ※時系列でこの数字が追えると成長市場とかわかって更にいいんだけどね。

その他この記事には、BRICs各国の特徴が記載あって、世界に展開しようとするモバイルコンテンツ事業者には有用な情報ではと思う。「インド人は生活費を削ってでも携帯電話を利用する」とか「普及率が100%なのに未熟な市場ロシア」とか、面白そうでしょ❓

しかしアメリカに来てから通話以外をほとんど利用しなくなったなあ。ナゼって?端末やサービスが全然使えないし、全てが車移動だから通話の方が楽だしね。

#こっちの携帯はWeb見るだけでも月額$5取られるよ。あー解約すんの忘れてた・・・
#こっちの携帯はアラーム時間の設定ができず、止めるまで何時間でも延々鳴り続けるよ
#こっちの携帯は使い勝手が悪いせいか、未だに留守電の聞きかたがわからないよ

※クレアモントは今いちばん美しい季節を迎えているのかもしれません※(写真捜索中・・・)