空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

海外生活2カ国6年目。いろんな国を訪問し、いろんな経験をして、いろんな人と出会いたい。そんな想いを募らせるうち、いつの間にかここに至りました。本ブログでは、米MBA留学及びその後の海外経験を中心に記載しています。

時間はかけれど良い投資先は見つからず

f:id:goakashi:20200818014919p:plain

最近忙しすぎてブログをアップデートできていません。幾つか理由があるのですが、根源はやはりこの不況でしょうか。今多くのベンチャー企業は、資金繰りが苦しかったり、運転資金を厚めに持ちたいという意識が強くなったりと、資金調達に走り、我々VCに駆け込んできます。うちのメンバー各人は、週3~5社は新規のベンチャーと会っているでしょうか。飛び込み企業であればビジネスモデルや財務諸表を見ただけでサクッと断れたりもするのですが、お付き合いあるVCの投資済み案件の紹介であるとそうもいきません(これが非常に多い)。例え個人的にそのベンチャー事業への興味が薄くても、一応の礼儀として、面談を行いデューデリをしてキチンと理由をつけてお断りするか、他VCやうちの会社の事業部へ紹介してあげるなど、一件一件時間をかけて対応してしまっているというのが現状です。 本来であれば、駆け込んでくるベンチャーを捌くのではなく、我々が興味ある領域のベンチャーに当たるべきなのですが、上記のような理由から後者に手が回っておらず、時間はかけれど良い投資先は見つからない、という悪循環に陥っています。最近は、北米事業開発案件やファンド監査対応なども重なって朝から晩までヘトヘトになって働いていました。 この悪循環を断ち切るには、少なくともVC事業に関しては、最初の段階で「我々が関心ある事業領域ではない」と断ってしまうか、ポイントを見極める腕をあげ一件あたりの判断時間を短縮するか、しないといけません。ただ当然、持ち込まれる企業はネット系なわけで、関心がないと言い切るのも難しかったりするので、、、 後輩のDan君にもらった「マッキンゼー式 世界最強の問題解決テクニック (SB文庫)」を読み直して、後者の腕を上げることとします。。。

マッキンゼー式 世界最強の問題解決テクニック (SB文庫)
ソフトバンククリエイティブ
イーサン・M・ラジエル

ユーザレビュー:
実践的 役に立つ多分 ...
仕事術より、内容は薄 ...
最前線はちがう本書も ...
amazon.co.jpで買う