空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

海外生活2カ国6年目。いろんな国を訪問し、いろんな経験をして、いろんな人と出会いたい。そんな想いを募らせるうち、いつの間にかここに至りました。本ブログでは、米MBA留学及びその後の海外経験を中心に記載しています。

ドラッカーMBA 9th week 最終グループPJ始動

 中間試験が終わったばかりなのだが、各科目で期末の最終グループ報告に向け動き出した。

これまでのところ感じたドラッカースクールのグループワークの特徴としては、2~4人の小人数でのグループ課題が課せられ、基本的には学生同士が各自グループを形成し、スケジュールし最終報告に取り組む、というものである。他のビジネススクールでは5人以上のグループワークが多く、また学校側が組み分けも決めることも多いと聞くが、ここドラッカースクールは、学生の自主性を重んじてか、独自の路線を行っているようだ。

正直良い面、悪い面があるとは思う。「小グループ」というのは、個々の意見が出やすく密度の高い議論が出来る。また個人的にも互いを知り仲良くなれるという利点がある。一方、大グループに起こりがちな意見集約の難しさには比較的直面しないのではという気がしている。

「学生同士がグループを形成」するというのは、組んでみたい人(例えばクラスで一番尊敬を集めている人)にアプローチして組むことが出来る。また組みたいチームを構成するには否が応でも積極性を持たないといけない。一方、仲の良いメンバーで固まってしまうこともあり、何の縛りも無かったQuantitative methods(計量的手法)ではインド人同士が実際に組んでしまっていた。ただOrganizational Behavior(組織行動論)のクラスのように、組み方に縛りがあればこのマイナス点は解消される。

この組織行動論では、4人グループメンバーのうち、2人は異なる国の留学生、2人はアメリカ人でバックグラウンドが異なる者と教授から指示があった。授業後クラスの皆で、ああしようこうしようと言ってCooperativeにチーム分けを行ったりもした。

さて、私はどのようなチームかと言うと、 計量的手法3人チームではアメリカのB君、台湾のRさんがパートナー。私が引っ張っていかないといけないかもと感じ、先ほど来週の金曜にミーティングを設定したところ。Webでいろいろ調べていかないといけないのでミーティングまでが大変そうだ。

組織行動論4人チームではアメリカのM君、Iさん、韓国のJ君がパートナー。Iさんは、先も書いた「クラスで一番尊敬を集めている人」だと思っていて、同じグループになれたことは本当に嬉しかった。幸運にも彼女がメンバー構成上気を使ってこちらに移動してきてくれたのだ。彼女の母国はフィリピンなのだが、育ちはカリフォルニアでありほぼネイティブと言っていいと思う。

彼女は、ネイティブ、留学生全くわけ隔てなく笑顔で付き合い、クラスではものすごいキレイな発音で(大学の専攻が英語&音楽らしい)、理路整然と話し、教授にも一目置かれている。いわゆる生徒会にも参加し、今日のハロウィーンパーティも取り仕切っていた(ようだ。訳あって不参加:涙)。上手く言えないがとても人間力がある人に感じる。一番一緒にやってみたかった人と課題に取り組めるのは本当に幸運であり、ここは全力で参加し彼女のすごいところを間近で見て吸収したいと思っている。他にも尊敬できる同級生が幾人も存在するのだが、これぞMBAの醍醐味かもしれない。

明日日曜はIさんのアパートに集合なので、今から事前準備を頑張るつもり。M君は・・・連絡が取れず次回から。大丈夫かいな(笑)