【訪問国19-1:スイス】ユングフラウヨッホに両親を招く(前半)
2019年6月。両親をミュンヘンに招いて4日間スイスを回ってきました。最大の目的地はオーバーラント三山の中心に位置する観光名所ユングフラウヨッホ。毎日天気予報と睨めっこしながらフレキシブルに予定を進めていき、幸運にも最終日に最高の天気の中、観光することができました🇨🇭 ここでは工程前半の2日間について紹介しています。
目次
- スイスに両親を連れて行くという長年の想い
- ルツェルン (Luzern) / ヨーロッパ最古の木造橋 カペル橋
- ミューレン (Mürren) / アルメントフーベル (Allmendhubel) を散策
- ラウターブルンネン (Lauterbrunnen) / 素敵なアパートメント♪
スイスに両親を連れて行くという長年の想い
かれこれ10数年前、海外挙式の候補地だったのがスイス。ただスイスは今も昔も物価高。
さらに日本からの長距離フライトも高額で、海外挙式をカナダに譲った過去がありました。当時の僕が互いの両親をスイスに招待するには相当頑張る必要がありましたので💧
もちろん親族を招いたカナディアンロッキーでの挙式もツアーも最高のものとなりましたが「いつか両親をスイスに連れて行きたい」という想いはずっと心のどこかにありました。skygo.hatenablog.com
ミュンヘンに赴任が決まってから、両親とのアルプス観光は必ず実現したいことの一つだったので、昨年こちらに招待できて本当に良かったと思います。一年遅かったらコロナ禍で欧州旅行どころではありませんでしたので・・・
ルツェルン (Luzern) / ヨーロッパ最古の木造橋 カペル橋
子供達の学校が休みの4連休にスイス回って来ました。雨の予報だったため心配していましたが、幸い1日に少しぱらつく時間があるくらいであとは全然大丈夫でした。車はちょっと奮発してフォルクスワーゲンのマルチバンをレンタル。7人乗りなので一台で移動できるし、車内は広くゆったり、且つほぼ新車だったため超快適✌️
最大の目的地はユングフラウヨッホ。初日はミュンヘンから中継点のルツェルンまで移動し、観光&一泊します。
ルツェルン最大の見所は、1333年に建造されたという欧州最古の木造橋 カペル橋。ちょうど到着したときに雨が上がって、橋含めた街全体に光が反射してとてもキレイでした。その後、街を散策しても「気品ある街」と言われるだけあって全てが美しい。両親も「想像通りの素敵な街だった〜」と感動していたようで中継点に選んで大正解でした。
ミューレン (Mürren) / アルメントフーベル (Allmendhubel) を散策
2日目は、ラウターブルンネンで滝などを眺めつつ、アイガー、メンヒ、ユングフラウの三峰を一望できるミューレン、アルメントフーベルを目指します。
下の地図で言うと、右下から左下に向かって崖や滝を右手に見ながら車で走り、ゴンドラを2本乗り継いでミューレンへ。さらに登山列車に乗って③ アルメントフーベルを目指します。③から青ルートを反時計回りに散歩しながらミューレンに向かって下り、同じゴンドラを降りてくるルートです。
ゴンドラで一気に登って行きます(この高さでもまだ一本目)
ゴンドラ2本目に乗ってミューレン駅に到着!
さらに登山列車に乗って山頂へ。子供が遊べる遊具がたくさんありノンビリしました。
残念ながら雲が晴れずユングフラウ、メンヒ、アイガー三峰の山頂はキレイには拝めませんでしたが、それでも見晴らしがよく気分は最高です。
1時間程かけてノンビリ降りていきます。うちの親より高齢の80歳代とも思えるような方々も高山植物を観察しながら元気に降りていっていたのが印象的でした。
奥の小道(写真左下)にも人がいるのが見えます。
と、ここでハプニング発生!
途中、道を通せんぼするように柵があり、柵の向こうには牛が見えたため「これは牛を通さないようにする電気柵ではないか。どこかで道を間違えたのだろうか」と立ち往生した箇所がありました。
周りに人がおらず困り果てていたところ、現地のおじさんのような人が自転車でかっ飛びながら、柵の扉の箇所に体当たりして通り過ぎていきました・・・
え・・・電気なんて通ってない?家族みんなで大笑いしました😂 その後、次女が牛を怖がって泣いたためオンブして通ったことと合わせて、良い思い出です👧
無事ミューレンに戻ってきました。登山列車の線路も奥にみえます。
ゴンドラで降りて、遅めの昼食。黒い車が大活躍のミニバン🚙
ラウターブルンネン (Lauterbrunnen) / 素敵なアパートメント♪
10分のドライブでラウターブルンネンに戻るんですが、景色一つ一つが迫力があります。
Staubbach Waterfall
このアパートメントに2泊。6人部屋で少々値段は張ったけど、新しくて綺麗で、雰囲気もいいし、ミューレン・インターラーケン・グリンデルヴァルトの中間に位置してどこへもアクセスが良く、みんな大満足でした😊
もし行かれる方がいたらホントにオススメです。
訪問国19-2:スイス (後半)に続く。
【訪問国18:リヒテンシュタイン】ファドゥーツ城でのんびりランチ / 周辺国小旅行
2018年6月に4連休を利用して近隣国をを小旅行してきました。ミュンヘンからリヒテンシュタインまでは2時間半のドライブなので、最初の休憩ポイントにファドゥーツ城を設定。
ドイツからオーストリア、スイスの高速をスルスルっと抜けるとそこはもう公国です。
ファドゥーツ城には今でもリヒテンシュタイン家が居住しているため内覧はできません。
それでもアルプスに囲まれたお城を眺めながら、家族でのんびりお弁当を食べるのはとても贅沢な時間でした。
リヒテンシュタインもシェンゲン圏のためもちろん入国にパスポートは不要。
入国というよりは、アルプスの街で小休憩という感覚です。たった1時間半の滞在ですし😌
この後、スイスとオーストリアをまわってミュンヘンに戻ることになります。今後の【訪問国】エントリーではこの小旅行には触れないため、以下写真とともに紹介しておきます。
バート・ラガツ / スイス
アルプスに囲まれ、家族でバドミントンとサッカーを楽しむ
マイエンフェルト / スイス
ハイジの村を散策。ふらっと見つけたワイナリーで白ワインを3本購入
ヴァレン湖 / スイス
初の湖泳に長女とハマる。ベタつかないし最高!普通に白鳥も泳いでいるし。写真右の高台まで泳ぎ、圧巻の景観の中で休憩。でも6月の雪解け水は冷たすぎて1時間で撤退・・・😖
インスブルック / オーストリア
長女曰く、ミュンヘンと同じでつまらないとか・・・
いやいや、山めっちゃ近いし、色使いも少し可愛いし・・・
(終)
【訪問国17:アイルランド】深夜&極寒のダブリン空港でiPhoneの電源が落ち続ける・・・
一晩だけお世話になった国、アイルランド。もともと入国予定ではなかったのですが、ロンドンが大雪に見舞われミュンヘンに戻れなくなり、急遽ダブリンで一泊することとなりました。機会あれば再訪してゆっくりと大自然をドライブして回りたいです・・・
目次
大雪のためロンドン発ミュンヘン行きフライトがキャンセル / 急遽ダブリンへ
駐在前は出張ベースでミュンヘンに長期間滞在することが多く、いわゆるシェンゲン協定ルール(滞在日数制限)を守るのに苦心していました。以前も記載しましたが、日数を稼ぐため、仕事のない土日に協定外のUKに避難したことがあります。
skygo.hatenablog.com/entry/london-oxford シェンゲン協定に加盟していないイギリスに避難
翌日月曜の昼に、ミュンヘンで日本からの来客対応を控えていたため、日曜晩にロンドンからミュンヘンに戻る予定でしたが、欧州北部が大雪に見舞われミュンヘン行きフライトが全キャンセルになりました😨 以下記事にもありますが、2017年12月の出来事です。
そのお客様は月曜昼のみのミュンヘン滞在であったため、僕はどうしてもミュンヘンに戻る必要がありました。日曜晩、大混乱のヒースロー空港にいた僕でしたが、長時間カウンターに列んだ結果、なんとか月曜午前中にミュンヘンに戻る以下のチケットとホテルを確保できたのでした🛩
- 日曜深夜 ロンドン→ダブリン &空港近郊ホテル
- 月曜早朝 ダブリン→ミュンヘン
ちなみにロンドンのヒースロー空港の運営はめちゃくちゃで何度も痛い目にあっています。一番酷かったのは、ミュンヘンからフロリダに出張する際にヒースロー空港を経由した時。濃い霧で1時間ほど空港に着陸できず乗り継ぎフライトに間に合わなかったのはしょうがないとして、その後の大混乱で8時間遅れのフライトを確保するのに3時間待ち。フロリダに着いたら着いたでスーツケースが前の便に乗ったか何かで行方不明に😡。3日後に無事ホテルに届けられるも、それまで服とか洗面用具とか全部新調して日程をこなす羽目に。もちろん全部(ヒースロー空港でなく)ブリティッシュエアウェイズに請求して返金させましたが、まあ時間も手間もかかって疲労困憊でした。こんな場数踏みまくってるので対応力が鍛えられるのはよいのですが💪
iPhoneが古いのも合間って、極寒の中、電源が落ち続けUberが呼べない・・・
ダブリン空港についたのは深夜12時過ぎ。空港で荷物を拾い、外に出るとそこは極寒❄️。ホテルまでは15分ほどかかりそうでした。Uberを呼ぼうと思いスマホ(iPhone)を開いたのですが、スマホが古いせいか寒さですぐに電源が落ちてしまう始末。これはマズイと思い、スマホを服の中に入れて温めること数分。ようやく電源がついたので急いでUberを呼ぶも、待っている間にまた電源が落ちる😵。
とにかくこの繰り返し。スマホを温めて復活させてUberを待つ→寒さで電源落ちる→温めてUberを待つ→電源落ちる。
電源が落ちている間にUberがキャンセル扱いされ去ってしまうのではと怖く焦りました。深夜だからか待機タクシーも皆無で、なんせ極寒でしたから💧
最終的にはスマホの電源は落ちていたものの、一台の車がきたので手を振ったところ(助けを求めたところ?)幸い僕を見つけてくれて難を逃れました。
ホテルについたのは深夜1時。翌朝6時の便のため結局シャワーを浴びて仮眠をとり、空港にとんぼ返りでした。無事ミュンヘンでお客様と面談できたので良かったのですが、とにかく疲れました・・・。
その後出張から帰国してスマホ(iPhone)を新調したのはいうまでもありません。欧州の冬の寒さは厳しく、スマホが十分に機能しないことには出張目的を果たせないからです🙃
現在、過去を振り返って訪問国を確認中。アイルランドの次はリヒテンシュタインでした!