グランドサークル一周の旅 その2
限られた日数での超長距離ドライブであったため企画段階からかなり気合が入っていた。
過去一度訪れたグランドキャニオンやザイオン国立公園には目もくれず、妻の意見とガイドブックを参考に複数の目的地を設定。これらを最短距離で結ぶセールスマンの巡回問題をまず解く(と言ってもグーグルマップが簡単にこなしてくれるのだが)。
そしてそのルート上に、可能な限り毎日均等量のドライブを行えるよう、そして1mも後戻りすることないようホテルの配置を最適化する。
道路が2車線か1車線の対面通行かも運転の疲労度に大きく影響を与えるので将来的にはグーグルで調べれるようになれば嬉しいが、現段階では無理。とにかく知りえる情報では最適なルーティングを行えたのではと思っている。
1800マイル(約3000km)、一日約300マイル(約500km、朝夕半分ずつ)の旅だった。全日程を終え、想像していたより疲れていなかったのもこのプランニングのおかげか。最後にまた本当に楽しい旅ができて最高だったー🙌
実は、こんな長旅で一番嬉しかったのは、我が家に帰ってきたその瞬間であった。家に帰ってきたことに気づいた娘が「まだお出かけする~よ~」と30分ガン泣き。
毎日朝から車で出かけ、一日自然と触れ合い、また車で違うホテルに向かい、そして明日はどんなことが待っているのだろうと楽しみに寝る。
こんなジプシー生活?を2歳半の娘も我々同様心底楽しんでくれていたことが分かって、本当に嬉しかったのだ。将来娘が大きくなったらまたここを訪れてるんじゃないかなって思っている。
アーチーズ国立公園
自然が創り出した幾つものアーチも見ものだったが、何と言ってもこの雄大な雰囲気が最高。 ドラクエやロードモナークといったロールプレイングゲームの主人公の気分で園内を走り、トレイルを歩く。 バックミュージックが娘の童謡なのはいつものことだけどね。
ブライスキャニオン国立公園
トルコのカッパドキアを少し思い出させてくれるガケに並ぶ不思議な岩々。 トレイルを降り立体感が増すと更に自然の神秘を感じることができる。 意外に道が狭く危険で娘が全く歩けず、やむなく妻が下り、私が上りを全ダッコ。おかげでめちゃ疲れたけど・・・
この旅行を終え、もうアメリカで行きたいところは行ききったかな、と満足する夫婦なのでした。チャンチャン(終) その1へ戻る