空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

海外生活2カ国6年目。いろんな国を訪問し、いろんな経験をして、いろんな人と出会いたい。そんな想いを募らせるうち、いつの間にかここに至りました。本ブログでは、米MBA留学及びその後の海外経験を中心に記載しています。

日系スーパー「Marukai」 日本の丁寧さ

今日はMarukaiという日系スーパーに行ってきた。Marukaiは、クレアモントからフリーウェイ10号で西に20分ほど行ってAzusaExitを出て南に向かったところにあり、我が家は2週間に一度くらい米や日本食の食材を仕入れに行く。普段買い物のときは妻のあとをカートを押してついていくことの多い私だが、このMarukaiの時だけは自ら進んでどんどん商品をカートにほうり込んでいく。(今は別ブランドの店舗のよう)

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アメリカに来て二ヵ月半経ったが、私は未だにこちらの食料品・食材で日本より美味い、良い、というものが見つからない。(私が見た限り)アメリカの肉は薄切りなどはなく、ただ焼いて食えと言わんばかりの分厚い肉がデカイ態度で並んでいる。魚は店によってはサケ、タラ、タイなどの冷凍品が見つかるがそれでも数種類だけ。野菜は基本的には日本とそう変わらないが、一番重要なネギ、細ネギが見つからない!(笑) 

スナックはポテチ、クッキーなどの数は多いが(失礼ながら)似たり寄ったりの単純な味だったりする。カップラーメンは、違う味のものを買っても中身の具は同じミックベジタブルでスープが微妙に違うだけだったりする。日本では当たり前のモズクや漬物など主食に添えるちょっとしたものが無い

と、申し訳ないがこちらの食料品・食材ほとんどに物足りなさを感じてしまう・・・(ビールだけはまた違った美味しさがあるかな…)。

日本で長年食べてきたものが美味しい、恋しいと言ってしまうのは当然。だけど、例えば食材に関して言えば、いかに日本が長い年月をかけて品種改良を重ね、個々の嗜好に合うよう努力してきたかに気づき、その食材の商品化に関して言えば、いかに日本が丁寧に個々が食するシーンをイメージしてきたかが理解できたりする。

私は食に対して全然うるさい方では無かったのだが(むしろ鈍感だったかな…)、さすがにこのように食に対する日本の丁寧さ、もしくは日本人の要求の厳しさを今更ながらに感じてしまった(食以外に関しても日本は丁寧だなぁと思うことが多いがここでは触れないことにする。サービスの品質や利便性などね)。

ということで、Marukaiに来ると、日頃のウップン(?)をはらすようにはしゃいで食料品を見て回ってしまう。今日も、ペットボトルのアイスコーヒーやアロエヨーグルト、白菜の漬物、モズク、納豆、カップ焼きそばなどアメリカでは手に入りにくいものを買い込んで帰ってきた。そして我が家ではMarukaiに行った日だけ晩御飯に刺身を食べることにしている。もちろん日本のビールを飲みつつね。

なんて美味いんだ…(TT あー大満足。 近いうちにもう一つ有名な日系スーパー・ミツワにも足を運ぼうと思っている。何があるか今からとっても楽しみ!