空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

海外生活2カ国6年目。いろんな国を訪問し、いろんな経験をして、いろんな人と出会いたい。そんな想いを募らせるうち、いつの間にかここに至りました。本ブログでは、米MBA留学及びその後の海外経験を中心に記載しています。

ビジネスプランコンペ決勝進出ならず

 残念!半年ほどかけて取り組んできたビジネスコンセプトプランのコンペティションだったが、結果は落選で決勝進出ならず

優勝するつもりで取り組んできただけに残念無念。一年前の決勝大会を見て、日本人の緻密さを武器にすればいい勝負ができると日本人3人で組み、アメリカ人の大胆な論理展開(適当さ?)や英語に悩まされることなく、細部まで深く議論してきた。そして自信を持って提出したアイディア&ペーパーだったが・・・そう甘くは無かったということか。後日行われる決勝進出者のプレゼンを見てぜひ納得したいものだ。(写真は、最初の事業物件立地に近いSouth Coast Plaza:写真捜索中・・・)

結果は残念だったが、本当に良い勉強をさせてもらった。参加した動機は、MBAで学んだことの実践への適用であったわけだが、実際の事業計画に落とし込む際に幾つも困難に出会い、それを我々が学んだ基本に立ち返って議論し、解決していけたことは非常に有益だった。チームメートに感謝したい。また、個々の議論だけではなく、事業環境分析から戦略立案、マーケティング戦略・プラン立案、利益計画、事業価値評価という縦のつながりがクリアーになったことも大きい。

今回解決できなかった問題もある。その一つはアイディアスクリーニングの難しさ。 今回はユニーク性が非常に問われるビジネスコンセプトプランのコンペティションということもあり、我々はそこに半分もの時間をかけ、30個の新事業アイディアを挙げ、一つに絞ったわけだ。しかしその一番大事とも言えるスクリーニング(絞る作業)を、我々は結局、主観的・定性的にしか行えなかった。客観的・定量的に行うには、全てのアイディアに対して上記のように深く検討し、事業価値評価を行う必要があると思うのだがどうだろう。それでは時間が無限に会っても足りない。何かいい手法があれば是非。(#会社でも悩んでました

楽天三木谷社長楽天を立ち上げた際に、30個の事業計画から一番成功する可能性が高い今の楽天事業を選んだそうだ。我々もそれに倣ってまず30個の新規事業アイディアを挙げ、スクリーニングに挑んだ。たぶん彼は30個の事業全てのビジネスの可能性を詳細に吟味し、例えばNPVなども全て計算したのだろう。起業レベルならそれは必要か。でも、例えば実事業でも、規模がさほど大きくないサービス選択などを行う際は、なかなかそこまで時間が許さないことが多い気がする。

ということで、間違いなく緊張していたであろうベンチャーキャピタル向けプレゼン🎤が無くなってしまい、 ちょっともぬけの殻状態😱になってしまった。。。 って時間的に余裕ができたわけではなく、ようやく本業の勉強にきちんと時間が回せるくらいか。 さて次の山場に向けて勉強しよーっと🙌