空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

海外生活2カ国6年目。いろんな国を訪問し、いろんな経験をして、いろんな人と出会いたい。そんな想いを募らせるうち、いつの間にかここに至りました。本ブログでは、米MBA留学及びその後の海外経験を中心に記載しています。

秋学期開始 背水の陣

今週より秋学期が開講。いろいろ悩んだ挙句、以下3つを受講することに決定(他に一つ聴講するかもしれないが)。

  • MGT 343 Drucker on Management
    せっかくドラッカースクールにきたので、マネジメントの父と呼ばれる彼の思想や理論を体系的に学んで帰ろう。
  • MGT 383 Economics of Strategy
    企業戦略上の意思決定に欠かせない事業環境の分析と戦略への反映。これを助けてくれるクラスという認識。戦略立案に必要なゲーム理論も交えて体系的に学ぶ。
  • MGT 340 Strategy
    企業戦略、事業戦略を学ぶクラス。ハーバード・ビジネススクールで10年間教鞭を取っていたサテイ教授のクラスでは、組織の目的やビジョンというコアの部分こそが戦略決定上最重視されるべきであり、そのコアの理解、戦略への繋がり、落とし込みといったことのケースディスカッションに全ての時間を費やされる。教授は生徒の発言に対してWhy? So what?などを繰り返し、生徒の発言内容と根拠の論理構成を深く問う。そのため授業中は容易に発言できず、プレッシャーはかなり大きい。 昨日受けた、第一回のStrategyクラスでは、去年のMBAオリエンテーションで受けたプレッシャーを全くそのまま感じた。知らないうちに力が入っていたのか、クラスが終わって手足が相当疲れていることに気づいた(他の同期も同じことを言っていた)。

上記3つが今期履修するクラス。でも本当はEconomics of Strategyよりも取りたかったものが2つあった。 1つはFinancial Strategy & Policyで、前期学んだファイナンス理論をケースで実践するクラス。理論を学んだだけではまだまだ使い物にならないという認識で受講を予定していたのだが、残念ながら今期は開催されなかった(ひでー)。 もう一つはGlobal Economyで、夏学期履修したオックスフォードのグローバル戦略クラスと少し被るが、ここでもグローバル企業の事業戦略をフレームワークに落とし込み議論するクラス。授業がサテイのStrategyクラスの直前であることから履修も聴講も泣く泣くあきらめた。

そう。あのMBAオリエンテーションから一年間、ずっと期待してきて、最も力を注ぎたいと思っていたクラス。それがサテイのStrategyクラス私は弱い人間ですぐに自分に言い訳をしてしまう。もしGlobal Strategyも履修していたら、きっとこう言っていただろう「一日2コマ、6時間連続での授業は集中力持たんって」。でもそれはもう言えなくした。これでサテイのクラスに全力でぶつからざるを得ないし、たとえその結果が不甲斐なかったからと言って自分に言い訳はできない。そのときはまた自分の不甲斐なさに打ちひしがれることになる。。これで体制は整ったかな。頑張っていこうっと💪