空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

海外生活2カ国6年目。いろんな国を訪問し、いろんな経験をして、いろんな人と出会いたい。そんな想いを募らせるうち、いつの間にかここに至りました。本ブログでは、米MBA留学及びその後の海外経験を中心に記載しています。

【書評】社会起業家に学べ! / カンボジアの少女たち

 先日NHK教育にて「かものはしプロジェクト」が紹介されました。カンボジアでは、極度の貧困に陥っている農村の女の子を狙い、都会での出稼ぎにいかないかと誘う買春ブローカーが後を絶たないそうです(買い手に責任があるとの事から「売春」ではなく「買春」というらしい)。村田早耶香さん(26)率いる上記NPOは、この児童買春を撲滅するために、現地農村にてバッグやポーチなどの小物を生産する工場を営み、雇用を生み出す努力を行っています。 

ちょうど読んだ「社会起業家に学べ! 」という本を読み、かものはしプロジェクトも紹介されていました。

P166 自分と同じ10代が、生まれた場所が違うだけで大人たちから虐待され、やりたいこともできずにボロ雑巾のように死んでいる。

生まれた落ちた社会環境のせいで自由への権利を手にできない子どもたちが大勢存在するという事実。先週のエントリでも書きましたが、こういった不平等感には昔からやるせない思いで一杯です。我々にも何かできることはないのでしょうか。 この「社会起業家に学べ! 」は、かものはしプロジェクトを含む21の団体を紹介しています。全てではないですが、その多くが社会的課題に対して解決を試みたいという熱い思いに動かされている若者が率いる団体です。ただ、残念ながらそのほとんどが初期は収入もろくに得ることができず自身の生計も厳しい状況に立たされていることも事実です。なぜそうなのでしょう、何とかならないのでしょうか。もう少し勉強を進めてみようと思います。

社会起業家に学べ! (アスキー新書 69)
アスキー・メディアワークス
今 一生

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団塊世代の革命家は企 ...
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