空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

海外生活2カ国6年目。いろんな国を訪問し、いろんな経験をして、いろんな人と出会いたい。そんな想いを募らせるうち、いつの間にかここに至りました。本ブログでは、米MBA留学及びその後の海外経験を中心に記載しています。

自分を褒めるのは難しい

 この夏学期のモジュール1はマクロ経済学のクラスを取っていたのだが、ようやく今日が締めの最終レポートを提出して終わった。このクラスの宿題や最終レポートのために、よく韓国のヤンブラジルのJ君と一緒に勉強してきたのだがそれも今日で終わり。経済学は私にとって新領域であり、しばしばクラスについていくのに苦労したのだが、彼らと楽しく勉強できたおかげで最終的には大枠理解できたように思う。(でも想像以上に大変だったぞー😢)

ブラジルのJ君はまだ23歳の新一年生。とはいえ、彼の専攻がエコノミクス&ポリティクスだったり、そもそもの英語力が違ったりするせいか、理解度は間違いなく彼の方が上で、かなりお世話になった。You don't answer his questionとかバシっと間違いを指摘してくれたりして、まるで同い年(彼が年上?)のように楽しく付き合えている。彼は不明点があると教授の部屋を頻繁に訪れる。結果、教授と仲良くなり、宿題やレポートで求められている方向性を探ってくるあたり、さすがはブラジリアン(?)と言えるかもしれない。オクスフォードから帰ってきたら飲みに行こうということで今日は別れた。

韓国のヤンは見た目は若いが私より6つも7つも年が上。IF Programの時からの仲間でもう気心も知れている。IF時代にケンカ(?)もしたけど、一緒に飲んだときにお互い「自分が嫌いだ」ということで気が合い、彼を好きになった。そんな彼だが、今日「最近はクラスでの発言にストレスを感じなくなった。少しは成長しているようだ」と照れながら自分を褒めていた。「EMBAクラスの雰囲気がそうさせてくれているのもある」と謙遜を交えてだったが、自信というか余裕というか、そのようなものを彼から感じた。

彼は全てのことに真剣に取り組む。彼はよく「あまり頑張りすぎるなよ」と私に言うのだが、間違いなく彼の方が頑張っている(夏学期はクラス数も少なく、ゴルフ⛳️にお熱のようだが・・・)。彼は春学期、EMBAの幾つかのクラスで、唯一の留学生として議論に参加せざるを得ない厳しい時期を過ごしてきた。よく悩みを話してくれたものだ。その厳しい状況も想像できるが、その厳しい状況にもなんとか食らいついていこうという彼の頑張りも容易に想像できる。その真摯な姿勢、その経験がそういった自信や余裕を生んできたのだろうなぁと思う。

彼はこの8月末にEMBAを終え、韓国に帰国するのだが、その区切りを前に自分を褒めれている彼を少しうらやましく思った。 私も卒業までに、少しでも自分を褒め、好きになることができるのだろうか。性格の問題だと思っていたが、それは単なる言い訳かもしれない、と今日思った。自分を褒めることができるようもっと頑張らないとなぁ。えっさほいさー💪

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