日本のイメージ(グローバル戦略⑤)
クラスで、欧州とアジアの文化を比較する話があった。教授の資料には、よくあるようにアジア人は基本価値をGroup/Trust/Compromiseなどに置くと書いてあったのだが、あるアメリカ人が突っ込んだ。 「日本の企業では、階層が最も重要で、会議ではボスには何も言えず皆黙っている。そして飲み会でボスと可能な限りコミュニケーションをとる、と聞いたことがある。」 かなりカチーンと来た。あまり考えずに反論し始めていた。 「確かにそういう業界も残っているかもしれないが、多くの企業は権限委譲が必要、若い人の力が必要だと認識している。日本もそういった方向に変わってきているんだ。Traditionalな私の会社でさえ、会議では思ったことを自由に言う風習がある。」 まあ言えたのは、7割くらいだろうけど・・・😞
その後休憩時間に、念のため本人にもう一回言っておいた。伝わっていたみたいだったけどね。でもこれまでそういうイメージで日本を見ていたそうで、教えてくれてありがとうとお礼も言われた。日本を100%そういった凝り固まった古風なイメージで見られるのは私としては嫌だったので、なんにせよ分かってもらえてよかったと思う。
しかしまあ、思ったことを100%いえないというのは本当にストレスフルだ。 言ってみれば、彼の発言が気に障った理由に、私がそこまで活発には発言できていないことを皮肉っているようにも聞こえてしまったことがある。 ちょっとセンシティブになりすぎかもしれないが、それだけストレスを感じているという訳だ。ふぅ。。