空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

海外生活2カ国6年目。いろんな国を訪問し、いろんな経験をして、いろんな人と出会いたい。そんな想いを募らせるうち、いつの間にかここに至りました。本ブログでは、米MBA留学及びその後の海外経験を中心に記載しています。

悔し涙から1年、サテイ教授来日!

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ドラッカースクールの戦略論担当・サテイ教授が来日され、お世話になった卒業生を中心に約20人が集いました。場所は品川なのですが、彼のおかげでまるでドラッカースクールにいるようなとても懐かしい気持ちで時を過ごすことができました。彼とは、僕の現在の仕事のことや当時の思い出などを楽しく話すことができましたが、たぶん僕はこれ以上無いくらいの満面の笑みを浮かべていたはずです(汗)いえ、それはそれはとても嬉しかったものですから。 実は、1年前の卒業直前に書いたのですが、あまりに自分が情けなくてアップできなかったエントリがあります。今はもう自分の中で整理がついていますので、サテイ教授関連ということでここにアップしておこうと思います。

 

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MBA最初のクラス もサテイ教授だったが、最後も彼だった。 クラスが終わって彼に挨拶に行った。彼のクラスが最もチャレンジングであったことは間違いなく、その感謝を伝えにいったのである。そして最後に、「私は教授のチャレンジに応えることができませんでした。逃げてしまう部分も実は多々ありました」と謝った。いや、いい終わらないうちに、悔しさ、申し訳なさ、情けなさなどが入り混じって、涙が出てきて最後は言葉になっていなかったかもしれない。教授は「英語のハンデを理解している。そんな中でGoはよくやってたと思うよ」とは言ってくれたが、よくやれてなかったことも、それが英語だけの問題でもなかったことも一番自分がよくわかっている。結局最後まで自分に勝つことはできなかったというわけだ。 MBA最終クラスを終え、これでこうやって講義室に座ることももう無いだろう、とぼんやりと一人座り、ホワイトボードを見つめていた。

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僕が彼から受けたプレッシャーとは、人前で自分の論理・推論を崩されてしまう、もしくは論理の浅さを暴かれる瞬時の論理対応力を問われるというものであり、これは僕にとって非常に怖いものでした。結局この恐怖から逃げてしまうこともあったわけですが、彼のクラスで自分に挑戦し続けれたという事実はとても価値があるものだと今は思えています。仕事でもプライベートでも何事も前に進む勇気を与えてくれていると思います。 今度出張などでまたクレアモントを訪れる機会があれば、彼を訪れこのあたりを話してみようかな、とも考えています。

サテイ教授・関連エントリ

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