【書評】無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法 / 勉強したことを実践する
スキーに行く予定だったのに、サンダーストームとやらでスキー場が閉鎖😞
悔しいのでまたまた勝間和代さんの本無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法を読んでみたのだが・・・。まあ昨日読んだ新・知的生産術と同様すごかった。勉強が継続するための仕組み作りとそのための投資の大切さを丁寧に説いてくれることもそうだが、何よりも彼女がITを駆使してそれらを徹底的に実践しているところに驚かされる。
- P215 この本が、ほかの勉強法の本と大きく違うことは、設備投資的な発想が強いことではないかと思います。機器にしろ、基礎訓練にしろ、多少、初期にお金がかかってもいいから、勉強が無理なく続く仕組みをつくることを推奨していることでしょう。
特に以下の2点で、私はまだまだ工夫が必要だなぁと思い知らされた。
学んだことをアウトプットする
彼女の言うアウトプットとは、学んだことを自分の言葉で表現することや、試験や仕事で成果を確認することなどが該当するわけだが、彼女はインプットとアウトプットにかける時間を1対1にするよう意識しているという。こりゃきついが・・・意識していこう。(ということでブログも書いてみる)
- P79 アウトプットしてみてはじめて、ほんとうにわかっているかどうかがわかる
耳で勉強する
- P97 目の勉強時間は、もうこれ以上つくれないでしょうが、ぼーと街をあるいているときや満員電車の中など、耳を使う余地なら、一日数時間単位であるはずです。
もちろん英語学習のためにリスニングはこれまで嫌というくらいやってきたが、日本に居た頃に耳を使う余地、投資の余地はまだまだあったなぁという意味で。 彼女が特に薦めているのがオーディオブックをMP3プレーヤーで通勤時間に聴くこと(オーディオブックとは本の朗読がCDに収録されて売られているもの)。そしてヘッドホンはもちろんケチらずノイズキャンセル機能付のもの💧
実はMBAの先輩からも薦められ、カーリー・フィオリーナのTough Choicesを読んだ際に本と読むのと平行してオーディオブックも聴いたのだが、本人の声で語りかけられるため聴いていて飽きないし、リスニングの練習にもなるし、本当に良かった。車では常にかけっぱなしだった。もう一つ利点を言うなら、原書のうちで重要な箇所半分くらいに絞って収録してあるため、内容を理解するトータルの時間も省けたように思う💧
耳の空き時間活用という意味では日本語のものでも良いのだが、彼女の言うように英語の勉強も兼ねて英語版を聴くのがよいだろう。帰国したら通勤中(電車+徒歩!)聴くためにAmazon.comで買いだめしていこうと思う(帰国後co.jpで買うと品揃えや在庫の問題もあるし、comだと送料かかるし)。買うのはやっぱ、結局履修できなかったクラス、セルフマネジメントとネゴシエーションの副読本かな。
ところで、彼女の本の中でドラッカー本が幾つか推薦されていることで気づいたのだが、彼女の知的生産術・勉強法でドラッカーの影響を受けているととれることが幾つかある。目標管理法などまさにそうだろう。アウトプットが大事と言うだけあって、彼女はよく勉強して、よく実践するという手本でもあるなぁと思う。私も頑張っていかねば。。