空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

空を行こう 〜 ミュンヘン駐在編 〜

海外生活2カ国6年目。いろんな国を訪問し、いろんな経験をして、いろんな人と出会いたい。そんな想いを募らせるうち、いつの間にかここに至りました。本ブログでは、米MBA留学及びその後の海外経験を中心に記載しています。

Sちゃん壮行会

 木曜は日本人同期のSちゃん壮行会だった。彼女は私より半年早く入学したので前秋学期に卒業した。そしてこの週末、就職が決まっているアメリカ某航空会社大手に赴任するためミネソタに飛んでいってしまった。

私が入学したとき、彼女は遠い世界の人だったなぁと振り返る。私が英語のエの字も話せなかったときに、彼女はアメリカの大学を出ていることもあり英語に不自由は無く、多くのクラスメイトと仲良く楽しそうに話し、クラスでは冷静かつ積極的に発言していた。学校の事務も手伝い、教授とも仲良しであった。当時の私には彼女は、あーすごいなぁ、あーいう風にMBA生活を過ごせたら楽しいだろうなぁ、といういわば自身にとって理想像であったように思う。

当時の彼女の半分にでもなれただろうか。いずれにせよ、今の彼女には追いつくどころか逆に引き離されたかもしれない。彼女は、ドラッカーの友人・思想継承者であるマシャレロ教授のアシスタントとして本の出版や学会業務を支援したこともあり、ドラッカーというものを深く語ることができる。また、上位数%しか取れないといわれる上位成績者のアワードを授与された。そして何よりもクラスメイト分け隔てなくほぼ全員と仲が良かった。 引き離されたのかもしれない。でも、そんな理想像であった彼女と、この1年半ほど、一緒に勉強したり、飲んで将来を語ったりする機会を持ち、彼女がどういう人であるのかを理解できたことは私にとってはものすごく貴重だったと思う。

多くの刺激、好影響を私に与えてくれたこと、本当に感謝したいなぁと思う。 Sちゃん、ありがとう。新しい環境でも頑張ってね。また卒業式に話しましょう!